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『The Last of Us Part II』は前作以上の論争招く、「哲学的な問題をプレイヤーに投げかける」とディレクターが予告

2020年6月19日に発売される、PS4ソフト『The Last of Us Part II』は、前作以上に賛否両論を呼ぶことになるかもしれない。本作の開発過程などを紹介するビデオシリーズ第一弾「The Last of Us Part II – Inside the Story」にて、クリエイティブ・ディレクターのニール・ドラックマン氏が語っている。

『The Last of Us Part II』は、謎の感染爆発によって荒廃したアメリカで、主人公ジョエルと少女エリーの危険な旅路が描かれた前作から5年後が舞台。エリーとジョエルは、ジャクソンという町の安全なコミュニティで、住民たちとの温もりあふれる交流を重ねながら、平穏な日々を過ごしている。ところが、再び悲惨な出来事がエリーを襲い、ようやく取り戻した平和さえも奪われてしまうことに。人生を狂わせた敵たちに復讐するべく、エリーはシアトルへと旅立っていく……。

開発を進めるにあたって、物語やテーマについての議論をチーム内で重ねてきたというドラックマンは、本作について「前作よりも論争を招く作品になるかもしれません。実に刺激的な方法で、興味深い哲学的な問題をプレイヤーに投げかけています。それらをプレイヤーたちがどのように解釈し、立場を示していくのかを試します」と自信をにじませる。前作『The Last of Us』は、気が滅入ってしまうような過激な暴力描写や人間の奥底に潜む闇を描いたほか、同性愛というセンシティブなテーマにも踏み込んだ。本作では、さらに強烈な演出やテーマが待ち受けているのかもしれない。

続編を製作するにあたって、ドラックマンは「素晴らしい作品を作り上げた後に、次回作に着手するとなると不安で仕方がないんですよこれまでに築き上げた特別感が台無しにならないかって」との胸中も明かしている。「僕たちの試練は、独立した、意義のある、そして前作に感じられたような重みのある物語を思いつくことが出来るかどうかでした。今回は第2作なので、要素を付け加えることもしないといけませんしね」。

PS4ソフト『The Last of Us Part II』は2020年6月19日発売。

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Source: PlayStation

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Minami

THE RIVER編集部。「思わず誰かに話して足を運びたくなるような」「映像を見ているかのように読者が想像できるような」を基準に記事を執筆しています。映画のことばかり考えている“映画人間”です。どうぞ、宜しくお願い致します。

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