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『アクアマン』ジェームズ・ワン、『キングスマン』マーク・ミラーのコミックをドラマ化 ─ Netflix「ザ・マジック・オーダー」で監督務める

『ソウ』『死霊館』シリーズの生みの親であり、DC映画『アクアマン』(2018)の映画監督ジェームズ・ワンが、『キングスマン』シリーズの原作者マーク・ミラーによる同名コミックを映像化するNetflixドラマ「ザ・マジック・オーダー(邦題未定、原題:The Magic Order)」で製作総指揮を務める。米Deadlineなどが報じた。

コミック「ザ・マジック・オーダー」は、2017年8月にNetflixがミラーの出版社Millarworldを買収したのち、2018年に自社刊行したシリーズ。世界を守ると誓った魔術師一家が、昼は日常生活を送りながら、夜には魔法を操って邪悪な力と対決する。しかし宿敵は家族のメンバーを一人ずつ狙っており……。原作者のミラーは『ウルヴァリン:オールドマン・ローガン』『シビル・ウォー』『キック・アス』『キングスマン:ザ・シークレット・サービス』など数々の名作を執筆。作画は『ハウス・オブ・M』『ソー』などのオリビア・コワペルが担当している。

Netflix.com

発表によると、「ザ・マジック・オーダー」でジェームズ・ワンはエグゼクティブ・プロデューサー(製作総指揮)と第1話の監督を担当。脚本・ショーランナーには『カオス・ウォーキング(邦題未定、原題:Chaos Walking)』や『シエラ・バージェスはルーザー』(2018)のリンジー・ビアーが就任。エグゼクティブ・プロデューサーにはリンジーのほか、『死霊館のシスター』(2018)のマイケル・クリアーも名を連ねた。ジェームズは自身の製作会社である米Atomic Monsterを通じて本作に携わるという。

Netflixはマーク・ミラー原作による映像作品を多数進行しており、2018年にはドラマ「Jupiter’s Legacy(原題)」「American Jesus(原題)」のほか、映画『Empress(原題)』『Huck(原題)』『Sharkey The Bounty Hunter(原題)』の製作を決定。2019年に入ってからは、日本のアニメ会社「ボンズ」が製作するアニメ「スーパー・クルックス」も発表された。

ちなみに『アクアマン』続編が水面下で進行中のジェームズ・ワンは、ほかにもDCドラマ「スワンプシング(邦題未定、原題:Swamp Thing)」『ソウ』リブート版で製作総指揮を務めているほか、『死霊館』ユニバースに一貫して携わり続けている。コミック作品やスリラー/ホラー映画には欠かせない存在となりつつある今、本作ではどんな仕事を見せてくれるのか…?

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Source: Deadline

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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