『ウィッチ』監督の大作映画、歌手ビョークが魔女役として出演決定 ─ アイスランドで撮影開始、ニコール・キッドマン&ウィレム・デフォー共演

『ウィッチ』(2015)『The Lighthouse(原題)』の鬼才ロバート・エガース監督による大作映画『The Northman(原題)』に、『ダンサー・イン・ザ・ダーク』(2000)など女優としても活躍中、歌手ビョークが出演することがわかった。米Deadlineなど複数のメディアが報じている。
『The Northman』は10世紀のアイスランドを舞台に、ノルウェーの王子による亡き父親の復讐を描く物語。米The Playlistによると、ビョークは“スラブ民族の魔女役”として登場するとのこと。魔女といえば、エガース監督が手掛けた『ウィッチ』を思い起こさずにはいられないだろう。同作は、17世紀を舞台にキリスト教徒の家族が、魔女の恐怖により、狂気の淵へと転落していく様子を描いた物語だった。圧倒的な恐怖を描く上で必要不可欠だった魔女は、本作の物語でも重要な役割を果たすのかもしれない。
なお2020年3月、本作の撮影は新型コロナウイルスの影響を受けて、直前で無期限延期となってしまった。その間、エガース監督は撮影準備を進めていたことを以前に明かしており、この度、撮影が正式に開始されたことも発表されている。公開時期については不明のため、今後の撮影状況に注目したいところだ。
出演者にはビョークの他、『スキャンダル』(2019)のニコール・キッドマン、『フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法』(2017)のウィレム・デフォー、『ターザン:REBORN』(2016)のアレクサンダー・スカルスガルド、『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』シリーズのペニーワイズ役で知られるビル・スカルスガルド、そして『ミスター・ガラス』(2019)のアニャ・テイラー=ジョイといった豪華俳優陣が名を連ねている。
Source: Deadline , The Playlist