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『死霊館のシスター』全世界興行収入のシリーズ最高記録を更新! 『死霊館 エンフィールド事件』超える

死霊館のシスター
©2018 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.

大人気ホラー映画『死霊館』シリーズの最新作『死霊館のシスター』(2018)が、全世界興行収入においてシリーズ最高記録を更新したことがわかった。米Deadlineが報じている。

2018年9月30日(米国時間)時点で、『死霊館のシスター』は米国にて1億901万ドル、海外にて2億2,100万ドルを稼ぎ出した(推定)。全世界興行収入3億3,000万ドル超えという数字は『死霊館』シリーズ最高の興収記録である(これまで最高記録を保持してきたのは『死霊館 エンフィールド事件』(2016)の約3億2,000万ドル)。なお、海外興収2億2,100万ドルという数字もシリーズの海外興収記録を更新するものだ。

死霊館のシスター
©2018 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.

これまで『死霊館のシスター』は、2018年9月7日に米国公開されるや複数の記録を更新して話題を呼んできた。米国公開後3日間で5,380万ドルを超えるオープニング成績でシリーズ史上最高のスタートを切ったほか、同じく注目のホラー映画『クワイエット・プレイス』(2018)の初動成績(約5,020万ドル)を抜いて2018年公開のホラー映画としてNo.1のスタートを記録。また日本でもシリーズ最高の初動を記録し、『死霊館』シリーズ初となる興行収入1億円突破が確実視されている。

Deadlineによれば、『死霊館のシスター』の製作費は2,200万ドルとされており、本作は少なくとも1億ドル以上の利益を生むものとみられている。『アナベル 死霊人形の誕生』(2017)が同じく1億ドル以上の黒字となったのに続いて、低予算ながらも確実な成果を残す『死霊館』シリーズの力をスタジオに再認識させる結果となりそうだ。

ちなみに『死霊館のシスター』はスペイン語圏の市場で優れた成績をみせており、メキシコで2,150万ドル、ブラジルで1,700万ドル、スペインで1,050万ドルという興収成績を示している。

映画『死霊館のシスター』は2018年9月21日(金)より新宿ピカデリーほか全国ロードショー

『死霊館のシスター』公式サイト:http://wwws.warnerbros.co.jp/shiryoukan-sister/

Sources: Deadline, Box Office Mojo

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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