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ノーラン新作『オデュッセイア』予告編が初公開、巨大怪物も登場 ─ マット・デイモン、トム・ホランドら出演の神話的アクション超大作

https://www.youtube.com/watch?v=Mzw2ttJD2qQ

クリストファー・ノーラン監督最新作『オデュッセイア』より、予告編映像が初めてオンライン解禁された。

『オデュッセイア』は、詩人ホメロスの同名叙事詩『オデュッセイア』に基づく“神話的アクション大作”で、2026年夏の映画業界を代表する一大エンターテインメント。マット・デイモン演じるイタカの王オデュッセウスは、トロイア戦争のあと、故郷で帰りを待つ妻・ペネロペイアと再会するため、10年にわたる過酷な旅に出る……。

兵どもが夢の跡。弔いの武具と防具が延々と広がる荒野と、漆黒の兵に平伏す者。「長き戦いの後 我が兵と故郷の間に立ちはだかる者はなかった。私でさえも」。

オデュッセウスは兵を従えて道なき道を突き進む。洞穴では、巨大な怪物(ポリュペモス)を目の当たりにして動揺の表情も見せている。一同はトロイの木馬に潜り込み、そして船で荒波をやり過ごし、危険な冒険を続けていく。「戻ってくると約束して」「もし 戻れなかったら?」

ノーラン作品らしい険しい映像が続く、1分53秒の初映像。過酷な戦いに身を投じていく兵士たちの姿は『ダンケルク』(2017)を思い起こさせるよう。一方、神話的世界観や巨大クリーチャーとの邂逅は、ハードSF/ハードボイルド的なノーラン作品としては新境地の感覚だ。

雄大なスコアは『TENET テネット」(2020)『オッペンハイマー』(2023)に続いてルドウィグ・ゴランソン。人智を超えた冒険の緊迫感を楽曲で演出する。撮影監督は『インターステラー』(2014)『ダンケルク』『TENET テネット』『オッペンハイマー』(2023)ホイテ・ヴァン・ホイテマ。

出演者は、イタカの王オデュッセウス役のマット・デイモン、息子テレコマス役のトム・ホランドのほか、アン・ハサウェイ、ゼンデイヤ、ルピタ・ニョンゴ、シャーリーズ・セロン、ロバート・パティンソン、ジョン・バーンサル、ベニー・サフディ、エリオット・ペイジ、ヒメーシュ・パテル、ビル・アーウィン、サマンサ・モートン、ジョン・レグイザモ、ローガン・マーシャル=グリーン。プロデューサーはエマ・トーマス。

映画『オデュッセイア』は2026年公開、配給はビターズ・エンド(US公開日は7月17日)。

Writer

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中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者、運営代表。執筆・編集から企画制作・取材・出演まで。数多くのハリウッドスターに直接インタビューを行なっています。お問い合わせは nakataniアットriverch.jp まで。

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