『マイティ・ソー バトルロイヤル』で「ソー3部作」完結へ ― 劇的変化で『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』へ直結

映画『マイティ・ソー』シリーズの第3作『マイティ・ソー バトルロイヤル』は、どうやらシリーズの“完結編”となるようだ。
マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長が、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)と『マイティ・ソー バトルロイヤル』、そして来る『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー(原題:Avengers: Infinity War)』の繋がりをインタビューで示唆した。

『マイティ・ソー バトルロイヤル』で「劇的な変化」

トロント・サン誌のインタビューに登場したファイギ社長は、『マイティ・ソー バトルロイヤル』がMCUで果たす大きな役割について語っている。

―『マイティ・ソー/バトルロイヤル』は『マイティ・ソー』3部作の完結編ですか?

「私たちは(MCUの)フェイズ3を完成させ、22本の映画で作り上げている物語を終えようとしています。『アイアンマン』3部作をやり、『キャプテン・アメリカ』3部作をやり、『マイティ・ソー』3部作をやりました。『マイティ・ソー バトルロイヤル』で劇的な変化が起こり、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』に直接繋がるんです」

ここでは明らかに重要なことが2つ語られている。やはり『マイティ・ソー』は3作目『バトルロイヤル』で完結するとみられること、そして『バトルロイヤル』が『インフィニティ・ウォー』のストーリーを直接呼び起こすものであることだ。

これまで『バトルロイヤル』については、“『マイティ・ソー』史上最も笑える作品”として語られることが多かった。また本作に先がけての短編「チーム・ソー」でコメディ路線が強調されたこと、予告編でも従来作品とは明らかに異なるテイストがうかがえたことは、一部ファンの間で賛否両論となっていたのである。もっともタイカ・ワイティティ監督は「作風の変化はわずかなもの」「ずっと笑わせつづけながら、同時にスペクタクルもある、そんな冒険に観客を連れ出したい」と語っていた『バトルロイヤル』は、『インフィニティ・ウォー』へと物語を導くだけのシリアスさをはらんだ作品になっているのだろう

しかしファイギ社長がいう「劇的な変化」とは何なのか、『バトルロイヤル』では一体何が起こるのだろうか? いずれにせよ、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016)が多くの問題を残したまま『キャプテン・アメリカ』の幕を閉じたように、きっと『バトルロイヤル』も、『マイティ・ソー』完結編とは思えないほどの謎を残して終わることになりそうだ。やっぱりタイトルは“終末”を表す「ラグナロク(原題)」の方が良かった……なんてことがないことを祈りたい。

映画『マイティ・ソー バトルロイヤル』は2017年11月3日、日米同時公開。ちなみに7月中旬には本作の再撮影が一部行われるということで、いよいよ製作も大詰めに迫っているようである。

 

Sources: http://screenrant.com/thor-ragnarok-end-trilogy-builds-directly-into-infinity-war/
http://www.torontosun.com/2017/07/06/marvels-kevin-feige-on-spider-man-the-future-of-the-mcu-and-replacing-robert-downey-jr
http://comicbook.com/2017/07/05/thor-ragnarok-reshoots-atlanta/
Eyecatch Image: https://www.amazon.co.jp/Thor-Various-Artists/dp/B004SC8XEQ/

About the author

稲垣 貴俊(Takatoshi Inagaki)。THE RIVER編集部。わかりやすいことはそのままに、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすくしてお伝えできればと思っております。

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