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『マイティ・ソー バトルロイヤル』ウォリアーズ・スリーをマーベル社長が語る ― シフの真相も

マイティ・ソー バトルロイヤル
©Walt Disney Studios Motion Pictures 写真:ゼータ イメージ

映画『マイティ・ソー バトルロイヤル』は、2011年『マイティ・ソー』に始まったシリーズ3部作の完結編だ。タイカ・ワイティティ監督によって大胆に方針転換が図られ、アドベンチャー・コメディとしての性質が強まった本作には、シリーズのファンを驚かせる展開も多数用意されている。

注意

この記事には、映画『マイティ・ソー バトルロイヤル』のネタバレが含まれています。

マイティ・ソー バトルロイヤル
©Walt Disney Studios Motion Pictures 写真:ゼータ イメージ

ウォリアーズ・スリー、まさかの瞬殺

映画の冒頭、ソーとロキを相手に圧倒的な力の差を見せつけたヴィランのヘラは、アスガルドに到着するやヴォルスタッグとファンドラルを一瞬で殺し、そのあと大量の兵士を引き連れて目の前に立ちはだかったホーガンをもあっという間に倒してしまう。
第1作ではソーの仲間として活躍し、コメディリリーフとしての印象も強く残した3人は、なんと完結編が始まって早々に姿を消すことになるのだ。『マイティ・ソー』シリーズのファンであればあるほど、その扱いには動揺を隠せないことだろう。

マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長は、米ScreenRantの取材にてウォリアーズ・スリーの顛末に言及している。

「彼らの尊い最期は、主にヘラの登場、最強のヴィランをマーベル・シネマティック・ユニバースに登場させるために果たされたものなんです。彼女は登場してから5分でハンマーを破壊し、ロキとソーをアスガルドから追放し、これまでの作品に登場した人物をほとんど全員殺してしまう。そういった衝撃から始めたかったんです。」

むろん、こうした展開はキャラクターを愛するファンに拒否反応を示させるリスクも伴っている。劇中ではウォリアーズ・スリーの退場後、彼らの存在について言及されることは一度もないのだ。こうした描かれ方については、すでにファンの間でも賛否が分かれているところである。
それでもファイギ社長は、3人の死について「軽いものではない」と述べて、「彼らはこれからも記憶されていく」と話している。『アベンジャーズ/エンドゲーム(邦題未定、原題:Avengers: Endgame)』には死亡したキャラクターが再び登場するという予想もあるだけに、再登場の可能性はまだ残されているかもしれない?

シフ役女優、スケジュール合わず

ところで『マイティ・ソー バトルロイヤル』には、これまでウォリアーズ・スリーと一緒に登場してきたシフが登場していない。もはや殺されることもなく3部作が完結してしまったわけだが、その背景にはシフ役のジェイミー・アレクサンダーのスケジュールが調整できなかったという事情があったようだ。

『マイティ・ソー バトルロイヤル』の撮影中、ジェイミーは自身の主演するドラマシリーズ『ブラインドスポット タトゥーの女』シーズン3の撮影に参加していたという。米Yahoo! Entertainmentのインタビューにて、彼女はその心境をこう語っている。

「(出演の)依頼は受けましたが、撮影する予定の時期は『ブラインドスポット』を撮る予定になっていたんです。完全に同じ時期で、スケジュールがぶつかっていたんですね。もう少し早く知らせてくれればと思いましたよ、それなら参加できたかもしれなかったので。」

ジェイミーはスケジュールの調整に挑戦したというが、結局のところ、オーストラリアで撮影していた『マイティ・ソー バトルロイヤル』の現場へ移動することは叶わなかった。「悲しかったですね、がっかりでした。」

彼女はインタビューで、本作について「観るのをすごく楽しみにしているんですよ」と述べている。また、「いつか別のプロジェクトに参加できれば幸せですね」とも。
ファイギ社長の発言から考えるに、もし登場していたらヘラに殺されていたものとみられるが、こうしてシフはスケジュールの都合から生き延びることになった。もっとも、このままフェードアウトになってしまう可能性も非常に高そうなのだが……。

映画『マイティ・ソー バトルロイヤル』は2017年11月3日より全国の映画館にて公開中。ウォリアーズ・スリー&シフの活躍は、過去作品で繰り返し味わうことにしよう。

Sources: https://screenrant.com/thor-3-ragnarok-warriors-three-death-explained/
https://www.yahoo.com/entertainment/thor-ragnarok-jaimie-alexander-explains-lady-sif-mia-224123524.html
©Walt Disney Studios Motion Pictures 写真:ゼータ イメージ

Writer

稲垣 貴俊
稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

THE RIVER編集部。わかりやすいことはそのままに、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすくお伝えしたいと思っています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp へ。

Comment

  1. オーガ

    「軽いものではない」と言っても、描かれ方は、これ以上ないくらい軽いんですよねぇ(笑)
    バトルパートもギャグパートも、全体的にテンポよく進んでいくところが今作の魅力であるし、すでに三回観ているので文句というわけではないのですが…
    シリアスに描くべきところの演出があまりにさっぱりし過ぎていて、観客の心を打たないんですよね。
    その点は、GOG vol.2のさじ加減はいい塩梅でした。

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