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「10歳児にどんな映画にするか聞いて周って、その全部を取り入れたみたいな映画」、それが『ソー:ラブ&サンダー』だ

ソー:ラブ&サンダー
©Marvel Studios 2022

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)最新作『ソー:ラブ&サンダー』が2022年7月8日よりファン待望の日本公開となった。MCUヒーローの中では初の単独4作目となるソー。長寿シリーズになったからといって守りに入る様子は一切なく、むしろシリーズ史上最高に攻めて遊んだ一作となっている。

監督は前作『マイティ・ソー バトルロイヤル』(2017)から続投のタイカ・ワイティティ。『バトルロイヤル』ではソーの神話的世界にコメディ要素を大胆に取り入れてキャラ人気を築いた。続く『ラブ&サンダー』でも笑いの雷鳴を轟かせる。

どれほどクレイジーか?ワイティティは以前、『ラブ&サンダー』を観た後では、あの『バトルロイヤル』ですら「平凡で守りに入った作品に感じられるようになるかも」と予告。さらに、『ラブ&サンダー』を「そこらへんにいる大勢の10歳児にどんな映画にするべきかと聞いて回って、その全員に“了解”と答えたような映画」とも表現していた。

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『バトルロイヤル』のようなシュールな掛け合いに加え、『ラブ&サンダー』は「なんじゃこりゃ!」と吹き出してしまうようなギャグも満載。ヴィランである“神殺し”ゴアとの戦いはシリアスで手に汗握るが、コメディパートはお笑い満載だ。劇場では頭を空っぽにして、ラブとサンダーを全身に浴びてきて欲しい。

『ソー:ラブ&サンダー』は公開中。

ネタバレなしレビュー

Source:Collider

Writer

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中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。代表。運営から記事執筆・取材まで。数多くのハリウッドスターにインタビューを行なっています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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