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【ネタバレ】『ソー:ラブ&サンダー』ヘムズワースと監督、あのサプライズを知らなかった ─ 「え、マジ?」

ソー:ラブ&サンダー
©Marvel Studios 2022

この記事には、『ソー:ラブ&サンダー』のネタバレが含まれています。

 ソー:ラブ&サンダー
©Marvel Studios 2022

「Thor will return」に「え、マジ?」

『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)後を舞台にした『ソー:ラブ&サンダー』は、これまで幾度となく世界を救う一方で荒れた時期も過ごしたソーが、自分を見つめ直し、思いがけないラブとサンダーに出会う物語。MCU初となる単独シリーズ第4弾として、日本をはじめ世界中で熱狂を巻き起こしている。

映画のラストでは、思いがけないサプライズも登場した。MCU恒例のポストクレジット・シーン後、ソーの再登場を知らせる「Thor will return」というテロップが表示されたのだ。ロバート・ダウニー・Jr.やクリス・エヴァンスをはじめMCUフェーズ1から活躍してきた古参メンバーが続々と卒業を発表していることや、クリス・ヘムズワース自身公開前には「僕にとって最後のマーベル映画になるかもしれない」と語っていたことから、ソーもいよいよ幕引きかと思われたが、さっそく再登場が決定した。

しかし、ワイティティ監督によると、監督もヘムズワースもソーの再登場については寝耳に水だったという。米Insiderで、ワイティティ監督は「あれは僕にとっても驚きでした」とサプライズテロップを目撃した時の心境を振り返っている。

映画館で初めて知ったんですけど、“え、マジ?”って感じでした。クリスでさえ、“何だって?”みたいな反応でしたよ。まあ、彼はもちろん戻ってくるでしょうけど。彼(ソー)は最高のキャラクターです。少し主観も入っちゃってるかもだけど、それでも観てて一番楽しいです。」

「Thor will return」とは表示されたものの、シリーズ第5弾が製作が正式に決定されたわけではない。確実なのは、ソーがMCU作品に再び姿を見せるということ。それが単独作品となるのか、あるいは『ソー:ラブ&サンダー』ではガーディアンズのメンバーがそうだったように、別の単独作品にソーが出てくるということもあり得る。米Varietyは、ソーの次回作が「『アベンジャーズ』スタイルのチームアップ映画」になる可能性も記している。

ワイティティ監督も「今のところ、次がどうなるかは分かりません」と語っている。ただし仮にも、MCUだけでなくスーパーヒーロージャンルでも前人未到の単独シリーズ第5弾が製作されることになった時、ワイティティ監督は条件を提示した上で、続投の意思を見せている。

「でももし、クリスがやるのであれば、僕も間違いなくやります。ただ、やるなら自分でも驚いてしまうような、予想できないものでなくちゃいけません。次は何をやろうか?と。バトル系はさておき、僕は物語について想像の斜め上をいくものを作りたいです。戦い無しで、500万ドルかける映画を作っちゃうとか。ソーがロードトリップするだけの、『ネブラスカ』的な作品を。」

監督が挙げた『ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅』(2013)とは、まさにロードムービーを代表する名作。ワイティティ監督も思いつきで挙げただけだろうが、作品名まで出てくるということは、彼の天才脳の中では早くも様々なアイデアが渦を巻いているのかもしれない。

『ソー:ラブ&サンダー』は公開中。

▼『ソー:ラブ&サンダー』の記事

    Source:InsiderVariety

    ※本文中の表現に一部誤りがございました。お詫びして訂正いたします。

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    SawadyYOSHINORI SAWADA

    THE RIVER編集部。宇宙、アウトドア、ダンスと多趣味ですが、一番はやはり映画。 "Old is New"という言葉の表すような新鮮且つ謙虚な姿勢を心構えに物書きをしています。 宜しくお願い致します。ご連絡はsawada@riverch.jpまで。

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