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『サンダーボルツ*』チームリーダーはバッキー・バーンズ ─ レッド・ガーディアン役デヴィッド・ハーバー、コミコン会場にコスチュームで登場

ファルコン&ウィンター・ソルジャー
© 2021 Marvel

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の異色映画『サンダーボルツ*(原題)』で、悪党たちのチームを率いるのはバッキー・バーンズになるようだ。世界最大のポップカルチャーの祭典、サンディエゴ・コミコンにて新情報が発表された。

本作はMCU初のヴィラン集結映画で、世間から悪党とみなされてきたアンチヒーローたちがチームを組んでミッションに挑む。会場で上映された初の本編映像には、エレーナ・ベロワ役のフローレンス・ピュー、レッド・ガーディアン役のデヴィッド・ハーバー、USエージェント/ジョン・ウォーカー役のワイアット・ラッセル、そしてバッキー役のセバスチャン・スタンらが登場したようだ。

Varietyによると、本作のプロットはいまだ謎に包まれているが、チームのリーダーとなるのはバッキー・バーンズ。『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』(2011)から14年間にわたりバッキー役を演じてきたスタンは、コミコンのステージにて「まるで9回目の人生のよう。あと何回残っているんだろう、みなさんとお会いできて本当にうれしいです」と語った。

チーム結成の鍵を握るのは『ブラック・ウィドウ』(2021)などに登場した謎の女・ヴァル(ジュリア・ルイス=ドレイファス)。なお、本作には『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド(原題)』に続いてサディアス・“サンダーボルツ”・ロス大統領役のハリソン・フォードも出演するが、マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長によると、タイトル&チーム名の「サンダーボルツ」はロス大統領とは無関係だという。タイトルのアスタリスク(*)の意味もいまだわかっていない。

また、レッド・ガーディアン役のハーバーは会場にコスチューム姿で登場。客席を煽りに煽ったあと、ステージ上の共演者たちが劇中の衣裳を着ていないことに気づき、「うそでしょ、なんでみんな衣裳じゃないの?」と口にする寸劇を披露した。

壇上にて、ウォーカー役のラッセルは「素晴らしい役者たちと楽しい時間を過ごしました」と撮影を振り返り、ピューも「全員で本当にカッコいいスタントをやれたと思います」と話した。「楽しくて、奇妙で、勇敢な映画です。このキャスト陣のおかげで」

そのほか『サンダーボルツ*』には、『ブラック・ウィドウ』よりタスクマスター役のオルガ・キュリレンコ、『アントマン&ワスプ』(2018)よりゴースト/エイヴァ・スター役でハナ・ジョン=カーメンが出演。新キャストとして、『トップガン マーヴェリック』(2022)のルイス・プルマンがセントリー役を演じる。監督は「BEEF/ビーフ ~逆上~」(2023-)のジェイク・シュライアー。

映画『サンダーボルツ*(原題:Thunderbolts*)』は2025年5月2日に米国公開予定

Source: Variety

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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