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『サンダーボルツ』でジモは「隠れヴィラン」になるか?登場の可能性にダニエル・ブリュールが言及

ファルコン&ウィンター・ソルジャー
Zemo (Daniel Brühl) in Marvel Studios' THE FALCON AND THE WINTER SOLDIER exclusively on Disney+. Photo by Chuck Zlotnick. ©Marvel Studios 2021. All Rights Reserved.

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)で道徳的に“グレー”なキャラクターが集結するヴィラン映画『サンダーボルツ(原題)』。本作に、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016)「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」(2021)のヴィラン、バロン・ジモが登場する可能性について、同役を演じたダニエル・ブリュールが反応している。

ファルコン&ウィンター・ソルジャー
© 2021 Marvel

本作は、政府の招集を受けて任務に挑むヴィラン・チームを描く映画。米Screen Rantの取材で、『サンダーボルツ』への出演依頼があったかどうか質問されたブリュールは、「何を言っていいのか何を言ってはいけないのか、それは常に繊細な話題ですね。すごく複雑なユニバースだから、おそらく僕が理解しているのはその1%だけです」と回答した。

明らかに「イエス」とも「ノー」とも答えられないようだが、可能性がゼロではないことを仄めしつつコメントを続けたブリュール。「ある種のチャンスもあるし、他の人よりも多くの作品に関われる星の下にいる可能性もあります。だけど、それはクエスチョンマークが付いた大きな“もしも”ですね。繰り返しになるけど、それがジモのプロジェクトの一つだったとしたら、ここオーストラリアでロン・ハワードと一緒に撮影することはなかったでしょうね。そして、いつか運命が再びジモを呼び戻すとしたら、おそれらく僕はノーとは言わないでしょう」と答えた。

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ブリュールが言及したロン・ハワードとの仕事は、オーストラリアで撮影予定だと報じられていたサバイバル・スリラー映画『Eden(原題)』(以前のタイトルは『Origin Of Species』)のことだと思われる。この作品に出演しているため、『サンダーボルツ』には登場しないと暗に述べているようだが、MCUへの復帰には前向きな姿勢を見せた。

『シビル・ウォー』でMCUデビューを飾ったジモは、スーパーパワーや戦闘能力は持ち合わせていないが、ソコビア協定を採決する国連会議で爆破テロを起こし、キャプテン・アメリカとアイアンマンを対立させてアベンジャーズを分裂させてしまった頭脳派だ。狡猾で冷酷な印象が強いが、亡き妻の電話のメッセージを何度も聞いたり、「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」ではナイトクラブでぎこちないノリノリダンスを披露するなど意外な一面も見せた。そんな憎めないキャラクターのジモは、道徳的に“グレー”なアンチヒーローが集結するサンダーボルツのカラーにフィットするため、何らの形で参加が実現することを期待したい。

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サンダーボルツのチームメンバーは、『ブラックウィドウ』(2021)のレッド・ガーディアン(デヴィッド・ハーバー)、エレーナ・ベロワ(フローレンス・ピュー)、タスクマスター(オルガ・キュリレンコ)、「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」からUSエージェント/ジョン・ウォーカー(ワイアット・ラッセル)、『アントマン&ワスプ』(2018)のゴースト/エイヴァ・スター(ハナ・ジョン=カーメン)となっている。

『サンダーボルツ(原題)』は2025年7月25日に米国公開予定。

Source:Screen Rant

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Hollywood

ロサンゼルスに11年在住していた海外エンタメ翻訳家/ライター。海外ドラマと洋画が大好き。趣味は海外旅行。海外ドラマDIVEを運営。

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