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『スター・ウォーズ エピソード9』に『最後のジェダイ』への批判は「全く影響しない」 ― J・J・エイブラムスが断言

スター・ウォーズ/エピソード9

映画『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』は、全世界でファンのリアクションが真っ二つに分かれた作品だ。ある者は「シリーズ史上最高」だと語り、またある者は「シリーズ史上最低」だと述べた。シリーズのストーリーから新たな一面を引き出したことに熱狂したファンがいた一方で、「『最後のジェダイ』をシリーズの正史から外せ」と要求する者が現れるなど、激しい反応が起こったのも事実だろう。

では、『最後のジェダイ』のライアン・ジョンソンからバトンを受け取ったJ・J・エイブラムス監督は、来たる『スター・ウォーズ エピソード9(仮題)』をどうするつもりなのだろう? 『最後のジェダイ』への批判を受けて、より広くのファンへ訴えかける内容へと軌道修正するのだろうか?

『最後のジェダイ』批判、完結編に関係せず

IndieWireの取材にて、J・Jは、『最後のジェダイ』への批判が『エピソード9』の構想に影響を与える可能性について尋ねられている。しかし、彼は「それはないですね、まったく」と断言したのだった。

「言いたいことはたくさんあるんですけど、『エピソード9』の話をするのはちょっと早いかな、と思ってます。レイとポー、フィン、それからカイロ・レンの話になりますよ。[中略]彼らのストーリーを続けることにすごく興奮してますし、みなさんに観てもらえるのが楽しみです。」

もちろんJ・Jは、『スター・ウォーズ』のファンがそれぞれに熱い思いを秘めていることは重々承知している。「誰もが自分の見方としますからね」という言葉には、自身が『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』(2015)で批判を受けた経験も反映されているだろう。

「僕が早くにわかったのは、『スター・ウォーズ』には熱狂的かつ主張の激しいファンが数多くいるってことです。みなさんがそれぞれの意見をたくさん持ってますよね。」

すなわちJ・Jは、ファンの賛同を得られない可能性を知りながらも『エピソード9』のストーリーに自信を抱いているのだろう。『スター・ウォーズ』という映画史に残るシリーズを引き継ぐクリエイターには、それ相応のメンタリティが求められるということなのかもしれない。
思えば『最後のジェダイ』のライアン監督も、過激な批判にダメージを受けたことを告白しながら、「読んだり見たりした中で、“僕が間違っていた。もしも時間を戻せるなら、別のことをやったのに”と思えたものはなかった」言い切っていた。彼が手がける新3部作の構想に変化が生まれることもないそうだ。

ハリウッド発の大作映画、しかも超人気シリーズという商業性の強い作品で、それぞれの映像作家が自身の作りたい映画、描きたい物語を探求する……。創造主ジョージ・ルーカスの手を離れ、いまやひとつのプラットフォームとなった『スター・ウォーズ』の世界では、これからも多くの作り手たちが格闘を繰り広げることになりそうだ。

映画『スター・ウォーズ エピソード9(仮題)』は2019年12月20日に米国公開予定

Source: https://www.indiewire.com/2018/02/jj-abrams-star-wars-last-jedi-women-1201929593/

Writer

稲垣 貴俊
稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

THE RIVER編集部。わかりやすいことはそのままに、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすくお伝えしたいと思っています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp へ。

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