『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』米国より「誘惑」の新スポット映像が到着 ― ルーク・スカイウォーカー、叫ぶ

映画『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』の米国版新スポットが到着した。このたび公開されたのは、“Tempt(誘惑)”と題された30秒間の映像だ。レイ(デイジー・リドリー)とルーク・スカイウォーカー(マーク・ハミル)が主にフィーチャーされた今回は、トレーニングを受けながら何かへと誘われていくレイの姿を見ることができる。
前作『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』(2015)のラストで、レイはライトセーバーを片手に惑星アク=トゥーのルークを訪れる。本作のストーリーは、まさにその直後から始まるようだ。未だ自身の能力をきちんと理解していないレイに、ジェダイの騎士たるルークは何を伝えるのか……。
「深く息を吸って。手を伸ばすんだ、君には何が見える?」。自らを導くルークの声に、レイはこう応じる。「光、闇、それから、なにか。」
キャプテン・ファズマ(グェンドリン・クリスティー)と戦うフィン(ジョン・ボイエガ)、こちらを見据える最高指導者スノーク(アンディ・サーキス)、一人佇むレイア・オーガナ(キャリー・フィッシャー)、そして手を差しのべるカイロ・レン(アダム・ドライバー)。
「私を呼んでる」と口にするレイに、ルークは「耐えるんだ、レイ」と声をかけ、そしてその名前を叫ぶのだった。
これまで『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』は、ルークがダークサイドに落ちるか否かという点が大きな話題を集めていた。しかし本映像ではっきりと強調されているのは、自らの能力の不安定さを前にダークサイドへと誘われるかのようなレイの姿と、かつて弟子をダークサイドに落としてしまったルークという構図である。こうなると、もはやルークがダークサイドに落ちることはないようにも思われるが……。
ともかく注目したいのは、これまで葛藤と苦悩をその表情にたたえてきたルークが、ついにその感情と熱量を爆発させていることだ。マーク・ハミルをもって、善良なジェダイ・ティーチャーではないと言わしめるその人物造形は本編のお楽しみである。
映画『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』は2017年12月15日より全国ロードショー。
Source: http://abcnews.go.com/Entertainment/star-wars-jedi-trailer-teases-light-dark/story?id=51307361
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