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『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』ルーク闇落ち説に監督がコメント ― 『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』には関与せず

©Walt Disney Studios Motion Pictures ©2017 & TM Lucasfilm Ltd. 写真:ゼータ イメージ

2017年4月、映画『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』の第1弾予告映像が公開されてからというもの、シリーズのファンは“ある可能性”に震え上がった。オリジナル3部作で主人公としての役目を全うしたルーク・スカイウォーカーがダークサイドへ落ちてしまうのではないか、という説が浮上したのだ。

去る10月10日、本予告編と新ポスターが公開されてプロモーションが活発化して以降、その説はなお有力なものとなっている。その根拠は、ポスターでルークが置かれているポジションが過去作品では悪役の描かれてきた位置であること、そして米IMAX社のディスプレイではレジスタンスとファースト・オーダーの両方にその姿があること……。


こうしたファンの憶測に、とうとう『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』で脚本・監督を務めたライアン・ジョンソンがコメントを発した。米ハリウッド・レポーター誌のインタビューにて、彼はファンの“推測合戦”を楽しんでいると語ったのである。

ルーク闇落ち説、ロケ撮影への思い

これまでライアン監督は、自身が『スター・ウォーズ』作品の大ファンであると明言していた。それゆえ彼は、ファンによる「ルーク闇落ち説」に対する熱の高まりにもきちんと理解を示している。

「僕自身が40年間『スター・ウォーズ』のファンで、人生の大半は逆の立場でしたから、予想や推測、仮説を立てることが楽しみや遊びの一部だということはよくわかるんです。だから(ルーク闇落ち説も)大好きですし、皆さんが考えていることを知ることや、推測や予想を聞くのが大好きなんですよ。」

『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』に登場するルークは既存のキャラクター像を覆すといわれており、演じたマーク・ハミルも脚本には驚かされたと語っている。ルークという人物を体現してきた彼をもって「見たことのないルーク」「予想と異なるルーク」と言わしめる造形の詳細は未だ明かされないままである。

前作『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』(2015)を観たライアン監督は、レイがライトセーバーをルークに手渡すラストシーンを見て、自らの執筆する物語をその直後から始めたいと考えたようだ。
ルークが隠遁生活を送っている惑星、アク=トゥーのロケ地となったのはアイルランドの孤島スケリッグ・マイケル。撮影のため山に上るだけでも過酷だったというが、監督は「実際に行って撮るだけの価値は十分にあった」「合成では決して得られない手触りとビジュアルが得られた」とその仕上がりに自信をにじませる。現地の風景は、マーク・ハミルが「シリーズ第1作を撮った時のような感覚に襲われた」と振り返ったほどだ。

『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』でルークやレイがどんな運命をたどるのか、ほかのキャラクターがどうなるのか、ライアン監督は口をつぐみ続けている。しかし、もしも本作で大きな変化があるとすれば、それはシリーズの過去作品の見え方すら変えてしまうのではないか……。

「すべての新作映画は、たぶんそれ以前の作品の文脈を作り直してしまいますよ。それもゲームの一部ですよね。(『最後のジェダイ』は)『フォースの覚醒』だけでなく、ここまで継承されてきたものの続編なんです。」

ちなみにライアン監督は、新3部作の完結編となる続編『エピソード9(仮題)』には無関係なのだという。

「J.J.エイブラムスが3作目を作っています。僕は関わっていませんよ。彼らは独自のストーリーを書くと思います。僕たちの作品から続くものになりますけどね。」

映画『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』は2017年12月15日より全国ロードショー。

Source: http://www.hollywoodreporter.com/heat-vision/star-wars-last-jedi-rian-johnson-luke-is-dark-1050514
©Walt Disney Studios Motion Pictures ©2017 & TM Lucasfilm Ltd. 写真:ゼータ イメージ

Writer

稲垣 貴俊
稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

THE RIVER編集部。「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。国内舞台作品の執筆・創作にも携わっています。ビリー・アイリッシュのライブに行きたい。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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