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『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』ワールドプレミアで大絶賛!最速感想「かつてない」「史上最高」「みんなの愛する『スター・ウォーズ』がある」

2017年12月9日(現地時間)、映画『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』のワールドプレミアが米ロサンゼルスのシュライン・オーディトリアムにて開催された。幸運にも本編の全貌をいち早く目撃した人々が、その興奮さめやらぬ感想をSNSに続々と寄せている。

『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』は、前作『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』(2015)以来、世界が待ち望んだスター・ウォーズ・サーガの新作だ。今後さらなる3部作の指揮を執ることが発表されるなど、ルーカスフィルムが絶大なる信頼を寄せるライアン・ジョンソン監督は、本作でどんな世界を、そしてどんな物語を描いたのだろうか。

『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』絶賛続出!

「『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』には、みんなが愛する『スター・ウォーズ』のすべてがある」
こう断言するのは、『怪盗グルー』シリーズや『ミニオンズ』(2015)などを執筆した脚本家のブライアン・リンチ氏だ。また、おなじみのマーベル・キャラクター、デッドプールの生みの親であるコミック・アーティストのロブ・ライフェルド氏は「『最後のジェダイ』は最高」記している

もはや結論から述べてしまおう。このたびワールドプレミアから届いた感想は、驚くほどの絶賛一色だった。その激しいリアクションは、2016年『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』をしのぐほどだといっていいだろう。あらゆる角度からこの映画を称える人々の声を、本記事ではそのままお伝えしていきたい。

“This is not going to go the way you think.(君の思った通りにはならない)”と言ったルークは正しかった。『最後のジェダイ』はあなたを粉砕し、再びすべて作り直す。 ― アンソニー・ブリズニカン氏(Entertainment Weekly)

『最後のジェダイ』は満塁ホームランだ。おめでとう、ライアン・ジョンソン。
みんな、覚悟しろ。ぶっ飛ばされるぞ。 ― クレイグ・メイジン氏(脚本家)

こうして圧倒的な観賞体験をありのままに伝える者がいれば、自らが『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』という映画にどのような感想を抱いたのかを、等身大の言葉で語ろうとする者もいる。

『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』は最高! ライアン・ジョンソンによる、この凄まじい映画で、あらゆる感情に打ちのめされた! もう一度見るのが待ちきれない。それからポーグも!!! ― ウンバート・ゴンザレス氏(The Wrap)

『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』は、ものすごく独特で、エキサイティングで、驚かされます。あまりにもエモーショナルで、あまりにも素晴らしい瞬間がたくさんありますよ。ネタバレは回避して。 ― ピーター・シレッタ氏(Slash Film)

多くの現地記者がこうして興奮と感動を伝えるなか、早くも『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』は、その長い歴史を持つシリーズの過去作品群と比較されることにもなっている。しかしご安心いただきたいのは、その評価がおしなべて非常に高いことだ。

『最後のジェダイ』は本当に素晴らしい。観客の心を捉え、感動させて、愉快で、そしてパワフルだ。見事なショットや、最高にカッコいいバトルもある。映画が始まれば、確かに驚くことになる。『エピソード5/帝国の逆襲』(1980)以来、まぎれもなく最高の『スター・ウォーズ』。 ― エリック・デイヴィス氏(Fandango)

『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』には愕然としました。息を呑み、笑い、叫び、泣いて、とにかくすごく楽しい時間だったんです。ライアン・ジョンソンは、史上最高の『スター・ウォーズ』かもしれない映画を作り上げました。 ― ジョシュア・イェール氏(IGN)

「みなさん、ライアン・ジョンソンは『スター・ウォーズ』史上最も壮大で、エモーショナルで、パワフルな映画を作りましたよ。間違いありません。私からの最大のアドバイスは、とことんネタバレに注意すること。『最後のジェダイ』を知らなければ知らないほど良いんです。ブラボー、ブラボー、ブラボー。 ― クレイトン・サンデル氏(ジャーナリスト)

シリーズで指折りの傑作になっているとみられる『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』だが、その感想を「過去作品と比べてどうか」ではなく、むしろ「この映画がシリーズにおいていかに重要か」という観点から記している者もいる。

『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』には打ちのめされました。ライアン・ジョンソンと製作チームは、スリルや笑い、温かさ、そしてキャラクターとシリーズ全体を大きく前進させることに成功したんです。今後深めていける、豊かな要素がいくつもありますよ。何度も観るのが待ちきれません。 ― ペリー・ネミロフ氏(Collider)

また、シリーズのファン・ポッドキャストであるThe ForceCastは、シリーズにおける本作の重要性という点で「(『最後のジェダイ』で)サーガは間違いなく、永遠に変わった。こんな映画はかつてなかった」述べている

もちろん映画を観た者の中には、手放しでその内容を評価していない者もいる。たとえばCinemaBlendのエリック・アイゼンバーグ氏は、「予想しなかったほど感動的だったし、驚かされた」と記しながらも「プロットのすべてが完璧なわけではない」指摘。同サイトのコナー・シュワルツフェガー氏は「あらゆる意味で傑作。こんな『スター・ウォーズ』は今までになかった。サーガのベスト3に入る」と述べつつ「ストーリーとキャラクターに問題はある。でも、そんなことは些細な難癖にすぎない」している
ちなみに絶賛の声が飛び交う中、ほとんど唯一酷評しているのがThe Playlistのグレゴリー・エルウッド氏で、いわく「『最後のジェダイ』にはガッカリした。『フォースの覚醒』の方が好きだなんて信じられない」とのこと……。

それでは最後に、出演者たちへの絶賛を込めている、IGNのテリー・シュワルツ氏による感想をご紹介しよう。

『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』には、頭の中で何度も繰り返し再生しているシーンがあります。本当に驚いたし、予想外で、初めて観た時にどう感じたかを忘れたくないんです。すべての意味で、この映画は、ほかの『スター・ウォーズ』とは異なるように思います
この映画では、キャリー・フィッシャーとマーク・ハミルが今までで最高のレイアとルークを見せる以外にも、デイジー・リドリーとアダム・ドライバーがレイとカイロ・レンで素晴らしい仕事をしています。登場人物たちが向かっていく場所は予想外でしたし、この映画の大好きなところです。

ちなみにThe Hollywood Reporterのアーロン・カウチ氏も、マーク・ハミルについて「ルーク・スカイウォーカーとして最高の演技」だと称賛の声を送っている。ライアン・ジョンソン監督によるストーリーテリングやイマジネーションだけでなく、彼が俳優陣の魅力をいかに引き出したのか、そこでどんな演技が観られるのかにも期待することにしよう。

映画『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』は2017年12月15日より全国ロードショー

Sources: http://collider.com/star-wars-the-last-jedi-reviews/
https://screenrant.com/star-wars-8-last-jedi-critic-reactions/
http://comicbook.com/starwars/2017/12/10/star-wars-the-last-jedi-first-reactions/
https://www.hollywoodreporter.com/heat-vision/star-wars-last-jedi-reactions-premiere-1064199
©THE RIVER

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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