実写版『リトル・マーメイド』フランダーのリアル魚感がスギョい? ─ 「これが完璧なデザイン」と声優

ディズニー映画最新作『リトル・マーメイド』では、アニメ作品実写化の宿命とも言える波を受けている。リアルな実写のイメージが、馴染みあるアニメ版と違うというものだ。
主人公アリエル役のキャスティングにもさまざまな意見がある中で、彼女の親友である魚のフランダーのビジュアルも話題だ。こちらの画像を見ていただくとわかるように、かなりリアルなデザインになっている。

アニメ版のフランダーは黄色い体に青色の縞模様をもち、ふっくらとした体が特徴。その種類は鯛の一種と言われている。実写版のフランダーは、黄色と青の縞模様は再現されているものの、鯛のボディを活かした写実的な出立ち。アニメ版のぷくぷくとしたコミカルな印象は感じられない。
この実写版フランダー、魚感がすごいということで話題だ。本国版で声優を務めたのは『ワンダー 君は太陽』(2017)などのジェイコブ・トレンブレイ。トレンブレイによれば、このリアル路線なフランダーこそが“正解”のデザインなのだという。米Peopleに語っている。
「オーディションに行った時に、デザインも見せてもらいました。完成版も昨晩観ましたけど、すごくすごくハマってると思いますよ。彼らは天才で、どうやるべきかがハッキリしていた。完璧でした。全てにハマってました。もし違うデザインだったら、うまくいっていなかったと思います。」
既にワールドプレミアも行われた本作は、批評家の間ではアリエル役ハリー・ベイリーの演技と歌声に賞賛の声が集まっている。「ディズニー実写版史上最高」との評価もあれば、「オリジナルのアニメ版ほどの魅力はない」との声もあり、まだ評価は定まっていないといったところだ。
フランダーの馴染み具合も含め、その良し悪しは実際に自分の目で確かめよう。『リトル・マーメイド』は2023年6月9日公開。
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Source:People