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「The Last of Us」ドラマ版は原作と並ぶ傑作に? ─ 「今までに読んだ脚本の中でも最高」とキャストが絶賛

The Last of Us Part I
©2022 Sony Interactive Entertainment LLC. Created and developed by Naughty Dog LLC. The Last of Us is a registered trademark of Sony Interactive Entertainment LLC and related companies in the U.S. and other countries.

様々なゲームアワードを受賞した同名サバイバルアクションゲームを原作とする、ドラマ版「The Last of Us(原題)」は、オリジナル版と並ぶ傑作になりそうだ。米Colliderのインタビューで、出演者のマレー・バートレットがその脚本を大絶賛している。

ドラマ「The Last of Us」は、原作ゲームの第1作に基づく物語。謎の寄生菌による感染症の拡大により、人々が“インフェクテッド”と呼ばれる怪物と化していく世界で、生存者であるジョエルとエリーが、人々と共闘し、時には対立しながら、困難な試練を乗り越えるべく旅することになる。

ドラマ版でフランク役を演じるバートレットは、原作ゲームをプレイしたことはないものの、独自リサーチにより同作が「信じられないほど映画的な作品である」ことがわかったという。「キャラクターが本当に素晴らしい。実に深いテーマを持った、驚くほど複雑な物語です。素晴らしい創造物ですよ」。

その上でバーネットは、「こうした要素のすべてが、見事ドラマ版に取り入れられています」と強調。「素晴らしいチームです。チームの何人かは『チェルノブイリ』を制作していましたが、あれもまた優れたテレビ作品でした。最高のキャストを揃え、多くの愛とリソースを注ぎ込んでいます。素晴らしい番組になると思いますよ」と、制作チームを称えた。

そんなバーネットが特に感銘を受けたのは、ドラマ版の脚本だという。「ある脚本は、私が今までに読んだテレビ番組(の脚本)の中でも最高のものでした。見事に美しく書かれています」と大絶賛。「ゾンビが出てくるのですが、優しくて、人間的なんです。本当に特別なものになると思います。まだ観ていませんが、私たちが作り上げた作品を誇りに思うし、本当に素晴らしい作品になると考えています」。

間違いなく傑作になるであろうドラマ「The Last of Us」は、「マンダロリアン」(2019-)などのペドロ・パスカルがジョエル役、「ゲーム・オブ・スローンズ」(2011-2019)のベラ・ラムジーがエリー役を演じる。バートレットがフランク役を務めるほか、ガブリエル・ルナがトミー役、アナ・トーヴがテス役、ニック・オファーマンがビル役、ストーム・リードがライリー役、ラマー・ジョンソンがヘンリー役、キーボン・ウッダードがサム役、ニコ・パーカーがサラ役として名を連ねており、マール・ダンドリッジがゲームにつづきマーリーン役を続投する。

なお、ゲームでジョエルとエリーを担当した声優、トロイ・ベイカーとアシュレー・ジョンソンも出演していることが判明済みだが、その詳細は明かされていない。

脚本・製作総指揮・共同クリエイターは、ゲームのクリエイティブ・デイレクターであるニール・ドラックマンと、「チェルノブイリ」(2019)のクレイグ・メイジン。ふたりは、『戦争と女の顔』(2019)のカンテミール・バラゴフ、『アイダよ、何処へ?』(2020)のヤスミラ・ジュバニッチ、『ボーダー 二つの世界』(2018)のアリ・アッバシ、そしてピーター・ホアーやジェレミー・ウェッブ、リザ・ジョンソンとともにエピソード監督も兼任した。

ドラマ「The Last of Us(原題)」は、米国では2023年1月15日よりHBO/HBO Maxにて放送・配信開始。日本でのリリース情報が待たれる。

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    Source:Collider

    Writer

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    KyokoKyoko Okajima

    アメリカ留学、大手動画配信サービスの社員を経て、ライターに転身。海外ドラマが大好きで、永遠のNo.1は『ブレイキング・バッド』と『ベター・コール・ソウル』。

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