トム・クルーズが『トロピック・サンダー』中年プロデューサー役を再演か ─ ミュージカル企画も準備中

『ミッション:インポッシブル』シリーズのトム・クルーズ&クリストファー・マッカリー監督が、3本の新作企画を準備中であることがわかった。米Deadlineが報じている。
トム・クルーズ&クリストファー・マッカリー監督といえば、『ミッション:インポッシブル』シリーズのほか、『ワルキューレ』(2008)『アウトロー』(2012)『オール・ユー・ニード・イズ・キル』(2014)『トップガン マーヴェリック』(2022)などで仕事を共にしている。現在は、『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』の米国公開を2023年7月14日に控えているほか、『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART TWO』(2024年6月28日に米国公開)の製作を共に進めている最中だ。
新たに進行中と報じられたふたりのコラボレーションプロジェクトは、いずれも現時点では初期段階とのこと。伝えられた3本は、“オリジナルソングとダンススタイルのミュージカル作品”、“オリジナルのアクション映画で、シリーズ化の可能性を秘めている作品”、“レス・グロスマンが絡む作品”であるという。
“ミュージカル”に関しては、トムがかねてより興味を抱いていたものだという。トムは、『ロック・オブ・エイジズ』(2012)でロックスター役として歌や踊りを披露していた。“アクション映画”の詳細は定かでないが、これはトムとマッカリー監督がまさしく得意とする分野だ。
“レス・グロスマン”というキャラクターは、『トロピック・サンダー/史上最低の作戦』(2008)に登場した人物であり、強欲かつ高圧的な映画プロデューサーのこと。髪の毛が薄く身体は太めであることが特徴的で、そのビジュアルはトムが演じているとは思えないほど強烈だった。もっとも、このたびアナウンスされたプロジェクトがレス・グロスマンを主人公とした映画になるのか、それとも別の作品に登場させるものになるのかは不明と伝えられている。
なお、3本の企画の脚本は、トムとのコラボレーションのもとマッカリー監督が執筆する予定。もっとも、マッカリーがこれらの企画で監督まで務めるのかは不明である。
ちなみに、今回発表された企画とは別に、トムとマッカリー監督は宇宙で撮影を実施する新作映画も進行している。トムが主演を務め、監督・脚本をダグ・リーマン、ストーリー・アドバイザーをマッカリーが務める企画だ。
Source:Deadline