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トム・クルーズとマッカリー監督は「ジョン・レノンとポール・マッカートニーみたいな関係」とサイモン・ペッグ

ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE
©2023 PARAMOUNT PICTURES.

シリーズ最新作『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』にいたるまで、主演のトム・クルーズと監督のクリストファー・マッカリーは幾度もタッグを組んでいる。今や名コンビとも言えるこの2人が、いかにして映画製作のパートナーになり得たのか、ベンジー役でおなじみサイモン・ペッグが米Varietyのインタビューにて私見を述べている。

ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE
©2023 PARAMOUNT PICTURES.

第4作『ゴースト・プロトコル』(2011)にて脚本家として『ミッション:インポッシブル』シリーズに初参加し、第5作『ローグ・ネイション』以降、監督・脚本を続投しているマッカリー。自身の出演作で脚本を手がけることも多いペッグは、マッカリーの脚本家としての資質を「絶対的な達人」と評している。

インタビュアーから、マッカリーの創造力を唯一無二にしているものは何かと問われたペッグは、「トムは、仕事をより進めやすくしてくれ、かつ映画製作における極端な手法を実践させてくれる、クリエイティブ面における完璧なパートナーを見つけたと思います」と回答している。

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「『ゴースト・プロトコル』の製作中、脚本の焦点が定まらなかったときに、トムがマッカリーを連れてきたんです、配管工のプロみたいな感じで。それは彼らのクリエイティブの冒険物語が実に放たれたときでしたね。彼らは双方ともに、映画製作の手法、ストーリーテリングの手法、カメラ装置について永遠に学ぼうとしているんです。

『ローグ・ネイション』を撮影していたとき、まだフィルムを使っていたのですが、すごく重くて扱いにくかったんですよ。それが今はバイクの上にカメラを乗せて、崖の先に送り出して、下に降ろして、やぶから引きあげてこれるでしょう。彼らは永遠に物語を伝える新しい手法を吸収しているんです。

だから僕が思うに、彼らはお互いをただ見つけたってことじゃないでしょうか。実に大げさな言い方をすれば、(ジョン・)レノンと(ポール・)マッカートニーがお互いを見つけたように。」

ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE
©2023 PARAMOUNT PICTURES.
ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE
©2023 PARAMOUNT PICTURES.

『ミッション:インポッシブル』シリーズでトムはプロデューサー業も務めていることから、まさに心血を注いで作品に取り組んでいる。スタントでトムが命を落としてしまうのではないかとマッカリーは本気で心配しているし、列車の上でのアクションシーンについて議論する様は真剣そのもの。2人を素晴らしいパートナーたらしめているのは、映画製作に対するピュアな想いにつきるのだろう。そしてまた、2人の関係性を冷静に、そして正確に捉えることができるのも、シリーズに長く関わるペッグだからこそに違いない。

『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』は2023年7月21日より公開中。

Source:Variety

Writer

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Yuka ShingaiYuka Shingai

携帯向け音楽配信事業にて社内SE、マーケティング業務に従事した後、妊娠・出産を機にフリーライターに転向。 映画とお酒と化粧品が好き。日課のオンライン英会話でもしょっちゅう映画の話をしています。

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