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『トップガン マーヴェリック』なぜ今、続編を作るのか ─ トム・クルーズにクエンティン・タランティーノが聞いてみた

トップガン マーヴェリック
(C) 2019 PARAMOUNT PICTURES. ALL RIGHTS RESERVED.

トム・クルーズ演じるマーヴェリックが、34年ぶりに帰ってくる。しかし、どうして今?

ハリウッドに燦然と輝く青春アクション映画『トップガン』(1986)の続編トップガン マーヴェリックに、ひとりの映画監督が率直な疑問を呈した。『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』(2019)のクエンティン・タランティーノである。米Cinema Blendでは、なんとタランティーノがトムに疑問の真相を直接尋ねたことを明かしている。

「その、笑っちゃうんだけど、トムとはちょっとした知り合いだから、聞いてみたんですよ。“『トップガン』の続編を作ってます?”って。そしたら、“うん、うん、作ってるよ”って言うんで、“トニー(・スコット)抜きでどうやるのよ?”と聞いたら、ため息ついて“分かるよ”と言われて。“気持ちは分かるよ、分かる。ずっとそのことを考えてたんだから”と言うんですよ。」

『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』ジャパンプレミア レッドカーペット
クエンティン・タランティーノ © THE RIVER

トニー・スコットとは、前作『トップガン』を生み出し、トムをスター俳優に成長させた張本人。自身も『トップガン』の成功で監督のキャリアを飛躍させ、タランティーノとは『トゥルー・ロマンス』(1993)で監督・脚本家としてのタッグを組んだ。しかしスコット監督は、2012年に68歳でこの世を去っている。しかしタランティーノは、「だけど『オブリビオン』を作ったヤツが今度の話を考えてきたんだって」と言葉を継ぐ。

「トムは、“ホントに良いストーリーを作ってくれた”と言ってました。とても良くできた脚本で、キャラクターを演じるのがすごく楽しいって。だから、脚本だったんですよ。“君の質問の答えは脚本にある。ホントに良いアイデアが出てきたんだから”って言われましたね。」

タランティーノの言うところの「『オブリビオン』を作ったヤツ」とは、『トロン:レガシー』(2010)『オンリー・ザ・ブレイブ』(2017)のジョセフ・コシンスキー。大作は久々だが、トムの信頼は厚いらしい。脚本には『ミッション:インポッシブル』シリーズでタッグを組んでいるクリストファー・マッカリーも加わっているわけだから、その安心感たるや……というところであろう。

ちなみにタランティーノといえば、1994年の恋愛映画『スリープ・ウィズ・ミー』にカメオ出演し、「『トップガン』はゲイが葛藤する映画だ」とまくしたてるシーンが有名。全編で一番の見どころだと主張する観客もいるほどで、ほとんど映画を食ってしまう勢いを見せたのである。ついに帰ってくる『トップガン』、そしてマーヴェリック&アイスマンについて再び熱弁をふるうタランティーノもまた観てみたい。

映画『トップガン マーヴェリック』は2020年7月10日(金)全国ロードショー

Source: Cinema Blend

Writer

稲垣 貴俊
稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

THE RIVER編集部。「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。劇場用プログラムや各種媒体への寄稿なども喜んで承りますので、お気軽にお尋ねください。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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