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『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』監督、『トップガン2』脚本再執筆に参加 ― トム・クルーズとタッグ10作目

ミッション:インポッシブル/フォールアウト
© 2018 Paramount Pictures. All rights reserved.

トム・クルーズ主演、映画『トップガン』(1986)の続編『トップガン2(仮題)』に、脚本家・映画監督のクリストファー・マッカリーが新たに加わったことがわかった。クリストファーは『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』(2018)や『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』(2015)で脚本・監督を務めるなど、トムからの信頼が厚い人物のひとりだ。

『トップガン2』にマッカリーが参加しているとの情報は、英Empireのインタビューでトムが明かしたもの。『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』がタッグ9作目で、『トップガン2』が記念すべき10作目になるという。『ローグ・ネイション』以前、クリストファーはトムの主演映画『ワルキューレ』(2008)や『オール・ユー・ニード・イズ・キル』(2014)などで脚本を担当してきたのだ。

トムの発言から、『トップガン2』にてクリストファーがどのような職務を担当しているのかを判断することはできない。ただし米Colliderなどが伝えるところによれば、クリストファーは脚本のリライトに携わり、作業の大部分はすでに終了しているという。これまで本作の脚本は、『ホース・ソルジャー』(2018)のピーター・クレイグ、実写版『ジャングル・ブック』(2016)のジャスティン・マークス、『オンリー・ザ・ブレイブ』(2017)のエリック・ウォーレン・シンガーが執筆した。

 ミッション:インポッシブル/フォールアウト
『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』より © 2018 Paramount Pictures. All rights reserved.

なお『トップガン2』は、当初2019年7月12日の米国公開が予定されており、撮影は2018年6月に開始されている。しかし米パラマウント・ピクチャーズ&スカイダンス・プロダクションズは、“製作期間の確保によって複雑なフライト・シーンを実現し、映画のクオリティアップを目指す”として米国公開日を2020年6月26日に延期。製作の現状は不明だが、どこかのタイミングで脚本のリライトが行われ、クリストファーが途中参加したとみられる。今後の撮影にクリストファーがどこまで携わるのかはわかっていない。

本作にはマーベリック役のトム・クルーズ、アイスマン役のヴァル・キルマーが前作から続投。新キャストとして、前作で死亡したマーヴェリックの親友グースの息子役を『セッション』(2014)や『オンリー・ザ・ブレイブ』のマイルズ・テラーが演じるほか、『レクイエム・フォー・ドリーム』(2000)や『ビューティフル・マインド』(2001)のジェニファー・コネリー、『ベイビー・ドライバー』(2017)のジョン・ハム、ドラマ「ウエストワールド」(2016-)などの名優エド・ハリスらが出演する。『ドリーム』(2017)のグレン・パウエルも出演交渉に入ったと伝えられた。

映画『トップガン2(仮題)』は2020年6月26日に米国公開予定。監督は『オンリー・ザ・ブレイブ』のジョセフ・コシンスキー、音楽は名匠ハンス・ジマーと前作のハロルド・フォルターメイヤーが務める。

また、映画『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』Blu-ray&DVDは2018年12月19日(金)リリース

Sources: Empire, Collider, /Film

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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