『トイ・ストーリー5』予告編が初公開、ウッディとバズが再会 ─ 電子タブレット登場でおもちゃの時代は終わり?

ディズニー&ピクサーの大人気シリーズ最新作『トイ・ストーリー5』より、初の予告編映像が公開された。ティザーポスターも届いている。
ボニーのもとに届いた荷物。レックスとスリンキー・ドッグはブルブル震え、目を覆い指の隙間から覗くフォーキーとカレン・ビバリー、恐ろしいモノを見たようなミスター・ポテトヘッドはすかさずミセス・ポテトヘッドの目を剥ぎ取り、ジェシーとブルズアイが怯えきっている。
登場したのは、電子タブレット端末のリリーパッド。もう、おもちゃたちの時代は終わってしまったのか?前作で離れ離れになったはずのウッディとバズも再会しており、同じように怯えているが……。



イマジネーションあふれる世界”無限の彼方へ”進みつづけるピクサー・アニメーション・スタジオの最新作にしてシリーズ5作目『トイ・ストーリー5』で監督・脚本を務めるのは「トイ・ストーリー」シリーズのすべてを手掛けたアンドリュー・スタントン。ピクサー・アニメーション・スタジオ チーフ・クリエイティブ・オフィサーであり、自身も1作目からシリーズに関わり続けるピート・ドクターは「彼はトイ・ストーリーのすべての映画で脚本を書いている天才です」と友人でもあるアンドリューを評している。
彼がシリーズを通して語ってきたことは「おもちゃは子供たちのためにあるものだ」というテーマ。劇中で描かれるウッディとバズは対立する事も多いが、「おもちゃにとって一番大切なことは、“子供のそばにいること”」と信じている姿が描かれてきた。テクノロジーが溢れ、子供たちが電子機器に夢中になっている今の時代、“おもちゃ”の本当の役割とは何なのか?
アンドリューは「『トイ・ストーリー5』で、おもちゃたちはとても大変な状況に直面することになります。今の子供たちは電子機器に夢中。おもちゃはかないません。テクノロジーがどこにでもある今の時代、おもちゃには、携帯、タブレットなど、強力なライバルがいるのです。」と話す。
ピートは本作のテーマの一つを「トイ・ミーツ・テクノロジー(Toy Meets Tech)」と表し、「いまウッディはボーと一緒に迷子のおもちゃたちを助けるために働いているし、バズとジェシーはボニーの部屋のリーダーで彼らは別々の所にいる。でもリリーパッドの登場で“本当に子供に必要な事”について、おもちゃたちは対立するんだ。ウッディは助けを求められて戻ってくるんだけど、ウッディとバズは意見がいつも合うわけじゃない。これ以上ネタバレしたくないから、ここからの展開は言わないでおくね!」と最新作の概要を自信たっぷりに明かしている。

『トイ・ストーリー5』は2026年夏、全国劇場公開。
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