『トランスフォーマー』実写新作映画、2022年6月に米公開へ

『トランスフォーマー』シリーズの実写新作映画(タイトル未定)が、2022年6月24日に米国公開されることがわかった。米パラマウント・ピクチャーズによる発表を、米Deadlineが報じている。
現在、パラマウント&ハズブロは『トランスフォーマー』の実写映画を2本進行中だ。ひとつは『ゾディアック』(2007)や『アメイジング・スパイダーマン』シリーズの脚本家ジェームズ・ヴァンダービルトによる企画で、「ビーストウォーズ 超生命体トランスフォーマー」などの邦題で日本でも放送された『ビーストウォーズ』を原案にするもの。正義のサイバトロン側は動物に、悪のデストロン側は恐竜や昆虫に変形する。
また、もうひとつは『キング・アーサー』(2017)や『スター・ウォーズ』オビ=ワン・ケノービの新作ドラマ(タイトル未定)を執筆するジョビー・ハロルドによる企画で、こちらは『バンブルビー』(2018)の世界観を継承する作品だと伝えられている。ただし現時点では、ヴァンダービルトとハロルド、どちらの脚本が製作に進み、2022年の米国公開にこぎつけるのかは定かでない。
ちなみに『トランスフォーマー』シリーズには、惑星サイバトロンを舞台に、オプティマス・プライム&メガトロンを描く新作アニメ映画(タイトル未定)の企画も存在することが報じられたばかり。ただし、こちらは実写版とは「別物」とのこと。監督は『トイ・ストーリー4』(2019)のジョシュ・クーリー、脚本は『アントマン&ワスプ』(2018)のアンドリュー・バレル&ガブリエル・フェラーリが務める。
Source: Deadline