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『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』世界興収4.5億ドル超えのスタート見込む ─ 次の「お祭り映画」は2021年までお預けか

スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け
(C) 2019 and TM Lucasfilm Ltd. All Rights Reserved.

2010年代最後の“お祭り映画”がやってくる。話題作の連発で大いに盛り上がった2019年を締めくくるのは、スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明けだ。米Deadlineは、本作の全世界オープニング興行収入は4億5,000万ドルのロケットスタートとなる見込みだと伝えている。

専門家によると、本作は米国・カナダ(北米)にて2億ドル以上の初動興収を稼ぎ出す予想。さらに海外では2億5,000万ドルほどの成績になるとみられている。もっとも、本作には世界的に大きな注目が集まっているものの、巨大映画市場である中国では、従来『スター・ウォーズ』は大ヒットに結びつかない傾向にある。『スカイウォーカーの夜明け』も、オープニング成績は2,000万ドル程度との予測値だ。

世界興収4億5,000万ドルという滑り出しは、前作『最後のジェダイ』(2017)とほぼ等しい。『フォースの覚醒』(2015)が5億2,890万ドルであったことを踏まえると、スカイウォーカー・サーガの完結編としては、『最後のジェダイ』を上回って『フォースの覚醒』の数字に迫れるかどうかがポイントと言えるだろう。なお、『フォースの覚醒』の最終興収は20億6,822万ドル、『最後のジェダイ』の最終興収は13億3,254万ドルとなっている。

また今回、Deadlineは「『スカイウォーカーの夜明け』ほどの需要がある作品は2021年までお預けとなるだろう」と見ている。『スカイウォーカーの夜明け』はまぎれもなく“お祭り映画”であり、ひとつのイベントとして受け入れられているが、それほどの訴求力をもつ作品は2020年には登場しないだろう、というのだ。

たとえば、『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)でひとつの区切りを迎えたマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)は、『ブラック・ウィドウ』と『エターナルズ(原題:Eternals)』で“仕切り直し”を行う。ほかには『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』や『ワンダーウーマン 1984』、『ワイルド・スピード9(仮題)』、クリストファー・ノーラン監督の新作『テネット(原題:Tenet)』、『ヴェノム2(仮題)』などが控えているが、『スター・ウォーズ』や『アベンジャーズ』に並ぶ勢いはないだろうとの見立てなのだ。

これに対して2021年には、MCUが『ドクター・ストレンジ』『スパイダーマン』『マイティ・ソー』の続編ラッシュを仕掛けるうえ、『マトリックス4』『ジュラシック・ワールド3』『インディ・ジョーンズ5』『ミッション:インポッシブル7』『ファンタスティック・ビースト3』『アバター2』『シャーロック・ホームズ3』(すべて仮題)という怒涛の続編群も控えている。未知数の『ザ・バットマン』『ザ・スーサイド・スクワッド』(原題)も、今年の『ジョーカー』に並ぶスマッシュヒットとなるかもしれない。もちろん規模の大小はあれど、相当のイベント・ムービーが続く見込みだ。

映画『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』は2019年12月20日(金)日米同時公開。これを観ないと2010年代は終われない。

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Source: Deadline

Writer

稲垣 貴俊
稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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