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『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』ポー・ダメロンの旧友が登場、語られざる過去が判明へ ─ フィン&ローズの関係にも変化か

スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け

『スター・ウォーズ』新3部作およびスカイウォーカー・サーガの完結編となる『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』には、いまだ謎に包まれた新キャラクターが複数人存在する。『猿の惑星:新世紀』(2014)「ジ・アメリカンズ」(2013-2018)の女優ケリー・ラッセルが演じる、巨大なマスクと紫色のスーツに身を包んだゾリ・ブリス(Zorri Bliss)もその一人だ。

ディズニーの大型イベント「D23 Expo 2019」では、ゾリ・ブリスが、オスカー・アイザック演じるポー・ダメロンの“古い友人”であることが明らかになった。素性は不明、雪に覆われたキジミ(Kijimi)という惑星に登場する“悪党”であるゾリは、いったいポーとどんな繋がりを持つのか。米Varietyの取材にて、ケリーは少しだけ踏み込んで語っている。

「ゾリにはちょっと複雑な過去があって、倫理観も疑わしいのかもしれません。だけど彼女は、ポーの古い友人でもあるんです。ゾリの登場は、ポーがどんな人間だったかを詳しく語るものになります。それもすごく親密で、親しげなやり方で。“彼について知ってるってことは、つまり…”という感じの友人関係ですね。」

このコメントを隣で聞いていたオスカーは、ポーとゾリの関係について「複雑ですよ」と一言。ゾリというキャラクターについて「必ずしもファースト・オーダーとレジスタンスの戦いに加わる必要はない、だけどこの宇宙には存在している人物」だと説明した。「(宇宙には)全ての影響を受けている人々がいるんです」。ちなみにイベントの壇上にて、ケリーは「早くみなさんにゾリを見てもらいたいです。すごくカッコ良くて、少し影のある役柄です」と語っていた。

また『スカイウォーカーの夜明け』には、ジョン・ボイエガ演じるフィンの“新相棒”ともいうべきポジションで、惑星パサーナ(Pasaana)にてファースト・オーダーとの戦いに臨む女性ジャンナ(Jannah)が登場する。演じるのは、1992年生まれの“明日のスター俳優”と称される新鋭ナオミ・アッキーだ。

とはいえフィンといえば、前作『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』(2017)ではメカニックのローズ・ティコと行動をともにし、関係性を深めていたことが記憶に新しい。フィンとジャンナがコンビを組むのなら、一体ローズはどうなったのか…というところだが、本作では“その後”もきちんと描かれるようだ。ローズ役のケリー・マリー・トランは、同じく米Varietyの取材にて「この映画ではすごいことがたくさん起こります」と述べ、「素晴らしいキャラクターたちの中で、(フィンとローズの)関係性がさらに深められるのは嬉しいことですよ」と語った。

映画『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』は2019年12月20日(金)日米同時公開

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Sources: StarWars.com, Variety(1, 2

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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