『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』米前売セールス、『アベンジャーズ/エンドゲーム』超えるスタートを記録

『スター・ウォーズ』シリーズ全9作品の最終章となる『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』が、いよいよ2019年12月20日(金)に劇場公開を迎える。世界各国で最終予告編が公開された2019年10月21日(現地時間)、アメリカではチケットの前売りがスタートし、なんと『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)を上回るスタートダッシュを記録した。
米Deadlineによると、『スカイウォーカーの夜明け』の前売りセールスが『エンドゲーム』を超えたのは、米国の大手チケット販売サービス「Atom Tickets」。チケット発売開始後1時間のセールスは、『エンドゲーム』の売り上げを45%も上回る勢いだったという。映画史に残るシリーズを完結させる作品にふさわしい滑り出しといえるだろう。

OSCAR ISAAC, JOHN BOYEGA, DAISY RIDLEY
Atom Ticketsの調査では、『スカイウォーカーの夜明け』は2019~2020年冬季に公開される作品としては「最も期待される映画」に選ばれていたとのこと。現在、同サービスにおけるチケット発売直後1時間の売り上げランキングは、第1位が『スカイウォーカーの夜明け』、第2位が『エンドゲーム』、第3位が『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018)、第4位が『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』(2017)、第5位が『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』(2016)となっている。なんにせよ、“ディズニー強し”という成績だ。
2019年10月22日18時現在、米国のチケット販売最大手「Fandango」は『スカイウォーカーの夜明け』の前売り成績について告知していないため、全体的な動向はつかめていない。また、この時点での売り上げが、映画そのものの興行的な伸びしろを必ずしも保証するものでないことも留意すべきだろう。しかしながら、全世界興行収入の歴代記録を保持する『エンドゲーム』を軽く上回るスタートダッシュを記録したことは、『スター・ウォーズ』完結に向けての機運を高めるにはピッタリのニュースといえそうだ。
本作の監督を務めるのは、『フォースの覚醒』(2015)以来の登板となるJ・J・エイブラムス。米Entertainment Weeklyでは、「エモーショナルかつ意義深く、また、なるべく多くの謎に答えを出すという意味で満足できる結末」だと宣言。『エピソード4/新たなる希望』(1977)から始まった全9作品を「できるかぎりまとめあげる」一作になるとも述べている。
映画『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』は2019年12月20日(金)日米同時公開。
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