「ウォーキング・デッド」ダリルのスピンオフは本家と「違う雰囲気になる」とノーマン・リーダスが予告

人気シリーズ「ウォーキング・デッド」(2011-)は、シリーズ終了後もスピンオフ3作が追加され、ユニバースはさらに拡大していく予定だ。2022年10月2日(現地時間)には、最終章(シーズン11 Part.3)の放送開始と同時に「ウォーキング・デッド」ユニバースの予告編が公開に。スピンオフへの期待がさらに高まる中、ダリルを主役としたシリーズ「ダリル・ディクソン(原題)」について、主演のノーマン・リーダスが作品トーンを明らかにした。
正式タイトルが発表されたスピンオフ「ダリル・ディクソン」は、フランス・パリを舞台に、リーダス演じるクロスボウの名手ダリルが任務につくシリーズだ。物語は別のスピンオフ「ウォーキング・デッド:ワールド・ビヨンド」(2020-2021)のポスト・クレジットシーンにつながり、ダリルは賢い変異体ゾンビに対処していくという。長年「ウォーキング・デッド」の監督・製作総指揮・特殊メイクを担当したグレッグ・ニコテロも同シリーズに参加し、現在急ピッチで制作を進めているようだ。
米Comicbook.comによると、アフターショー「トーキング・デッド」に出演したリーダスは、現在の状況を次のように明かしている。「まだスタートしてませんが、本格化してきています。グレッグ(・ニコテロ)がみんなに鞭を打って準備中です。セットは素晴らしいですし、城もあります。全く別のレベルですよ」。
またリーダスの話によると、同シリーズのトーンは本家「ウォーキング・デッド」と違うものになりそうだ。「撮影はクレイジーになりますし、トーンや雰囲気、サウンドも変わりますよ。(本家とは)違う雰囲気になりそうです」。
もともと同シリーズはダリル&キャロル(メリッサ・マクブライド)のスピンオフとして開発されていたが、撮影地がヨーロッパとなったことを受けてマクブライドは降板。これによって同シリーズはダリルのソロシリーズに転じることとなった。ショーランナーは「ウォーキング・デッド」のアンジェラ・カンが担当予定だったが、のちに降板。代わりに「ER 緊急救命室」(1994-2009)のデヴィッド・ザベルが指揮を執る予定だ。
ちなみに「ウォーキング・デッド」の新スピンオフは同シリーズのほか、リック(アンドリュー・リンカーン)とミショーン(ダナイ・グリラ)を主役とした「リック&ミショーン(原題)」と、マギー(ローレン・コーハン)とニーガン(ジェフリー・ディーン・モーガン)を主役とした「ウォーキング・デッド:デッド・シティ(原題)」(仮タイトル「アイル・オブ・ザ・デッド」から変更)が決定している。スピンオフ3作は、2023年にアメリカでリリース予定だ。
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