『タイラー・レイク -命の奪還-』続編企画が始動 ─ 脚本・製作のジョー・ルッソ、Netflixと契約結ぶ

クリス・ヘムズワース主演、『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)アンソニー&ジョー・ルッソ監督がプロデュースしたNetflixオリジナル映画『タイラー・レイク -命の奪還-』の続編企画が始動したことがわかった。米Deadlineにて、前作の脚本を兼任したジョー自身が語っている。
報道によると、ジョーは『タイラー・レイク -命の奪還-』続編の脚本を執筆する契約をNetflixと締結済み。企画は初期段階にあり、ジョーいわく「どのようなストーリーを作れるのか」を模索しているところだという。「物語が先に進むのか、巻き戻るのかもまだ決めていません」。また続編の製作にあたり、ジョーはサム・ハーグレイヴ監督の復帰を希望。ただし、現時点でクリス・ヘムズワースとハーグレイヴ監督は契約を結んでおらず、脚本の完成が先になるということだ。
『タイラー・レイク -命の奪還-』は2020年4月24日に配信開始され、わずか1週間で9,000万回以上の視聴回数を記録。サンドラ・ブロック主演『バード・ボックス』(2018)の8,000万回、ライアン・レイノルズ主演『6アンダーグラウンド』(2019)の8,300万回を上回って、配信開始から1ヶ月以内の視聴世帯数はNetflix史上最多と報じられている。早期の続編始動もうなずけるというものだ。
ちなみに米Colliderによれば、前作の撮影・編集段階から、ハーグレイヴ監督とジョー、Netflixはシリーズ化のアイデアを口にしていたそう。監督は「あとは観てくださる方の反応しだい」「ジョーが面白いアイデアを持ってきてくださったら、すぐに続きを作れます」と語り、ジョーも「優れたキャラクターと世界、それらを描ける最高の監督がいれば、誰でも続きをやりたくなります」と意欲をにじませていた。さらに主演のクリス・ヘムズワースも、「これだけの熱い応援や支援があるのであれば、是非ともやりたいですね」と話しているのだ。3人揃ってのカムバックに期待しよう。
Netflixオリジナル映画『タイラー・レイク -命の奪還-』は独占配信中。