『アンチャーテッド』映画版は撮影順調、トム・ホランド「僕が夢見た通りの作品」

トム・ホランド主演、人気ゲームの実写映画版『アンチャーテッド(原題:Uncharted)』の撮影が順調に進行しているようだ。2020年9月13日(米国時間)、トムがInstagram Liveにて報告した。
『アンチャーテッド』の撮影は2020年3月中旬に開始予定だったが、新型コロナウイルスの影響により、撮影初日に一時中断が決定されていた。その後、7月下旬にドイツ・ベルリンで撮影が再開されている。このたび、トムはファンからの質問に「撮影はすごく順調です」と答えた。
「この映画は、まさに“こうなったらいいな”って僕が夢見ていた通りの作品。みんながゲームをプレイしているかどうかはわからないけど、僕はゲーム版の大ファンだし、とてもうまくいってます。」
シリーズのファンを公言しているトムは、ソニー・ピクチャーズの会長から直々に『アンチャーテッド』への出演を提案された際、「やらせてください、最高の映画にしますから」と応じ、主人公ネイサン・ドレイク役を熱望したことで知られる。映画版では語られざるネイサンの若き日が描かれ、ネイサンの師匠であり相棒のビクター・“サリー”・サリバン役を『パトリオット・デイ』(2016)のマーク・ウォールバーグが演じる。
本作の脚本について、トムは以前「今までに読んだ中で一番の出来」と絶賛。一方のマークが「『インディ・ジョーンズ』シリーズのよう」と語っていたように、どうやらトムは撮影現場で激しいアクションシーンにも挑んでいるようだ。今回のライブ配信にて、トムは「脚に史上最大のアザができた」と告白している。「だけど配信で言えるのはそれくらいのこと。でないとInstagramを追い出されちゃう」。
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トム&マークのほか、出演者には『デスペラード』(1995)『ペイン・アンド・グローリー』(2019)などのアントニオ・バンデラス、『トゥルース・オア・デア 〜殺人ゲーム〜』(2018)のソフィア・アリ、Netflixドラマ「サブリナ:ダーク・アドベンチャー」(2018-)のタティ・ガブリエルらが。監督は『ヴェノム』(2018)のルーベン・フライシャー、脚本は『トランスフォーマー:最後の騎士王』(2017)『モービウス』(2021)のアート・マーカム&マット・ホロウェイが務める。
映画『アンチャーテッド』は2021年7月16日に米国公開予定。