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トム・ホランド主演『アンチャーテッド』新監督に『バンブルビー』トラヴィス・ナイトが契約交渉中 ─ 『KUBO/クボ 二本の弦の秘密』など手がける

トム・ホランド トラヴィス・ナイト
Photo & Remix by THE RIVER

米ソニー・ピクチャーズ製作、『スパイダーマン』シリーズのトム・ホランド主演で人気アドベンチャーゲームを実写映画化する『アンチャーテッド(邦題未定、原題:Uncharted)』に、新監督として『バンブルビー』(2018)のトラヴィス・ナイトが契約交渉中であることがわかった。米Deadlineなどが報じている。

映画版『アンチャーテッド』は、ゲームの主人公ネイサン・ドレイクによる若かりし頃の冒険を描く前日譚映画。2008年に企画が始動したのち『特攻野郎Aチーム THE MOVIE』(2010)のジョー・カーナハン、『ナイト ミュージアム』シリーズのショーン・レヴィらが監督に就任しては離脱し、2019年1月には『10 クローバーフィールド・レーン』(2016)やドラマ「ザ・ボーイズ」(2019)のダン・トラクテンバーグ監督が参加した。ところが、トラクテンバーグも2019年8月に企画を離れている。

このたび後任者として白羽の矢が立ったトラヴィス・ナイトは、監督デビューとなったアニメ映画『KUBO/二本の弦の秘密』(2016)が高い評価を受けたほか、数々のアニメ作品にスタッフとして携わってきたクリエイターだ。実写映画は『バンブルビー』の経験しかないが、演出力の高さを買われ、すでにいくつものプロジェクトに名前が挙げられてきた。同じくソニー製作、『ヴェノム』(2018)の続編映画でも監督候補に入っていたと報じられている(実際に就任したのはアンディ・サーキス)。ちなみに本作への起用にあたっては、主演のホランドが人選に直接関与したという。

脚本は『トランスフォーマー:最後の騎士王』(2017)『メン・イン・ブラック:インターナショナル』(2019)のアート・マーカム&マット・ホロウェイ、「エージェント・オブ・シールド」(2013-)レイフ・ジャドキンスが執筆。プロデューサーは『スパイダーマン』シリーズのアヴィ・アラッド、『ジャスティス・リーグ』(2017)などのDC映画を手がけるチャールズ・ローヴェン、『グレートウォール』(2016)アレックス・ガートナーらが担当し、プレイステーションの映像作品部門「PlayStation Productions」が初めて長編映画の製作に携わる。

映画『アンチャーテッド(邦題未定、原題:Uncharted)』は2020年前半の撮影開始予定。今度こそうまくいきますように!

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Source: Deadline

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。