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『ヴェノム』キャスト、吹替声優まとめ ─ トム・ハーディ&ミシェル・ウィリアムズ&リズ・アーメッドら勢揃い

ヴェノム
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2018年に劇場公開され、全世界興行収入941億円を超える記録を樹立した大作映画『ヴェノム』。『ゾンビランド』シリーズのルーベン・フライシャーが監督を務めた本作では、マーベル・コミックを原作に、正義感の強いジャーナリスト、エディ・ブロックが意志を持った地球外生命体に寄生されてしまい、恐るべき力を身につけて悪党たちと戦う姿が描かれる。

スパイダーマンの宿敵であり、マーベル史上最も残虐な悪の英雄、ヴェノムをトム・ハーディが演じ、そのほかのキャストにはミシェル・ウィリアムズやリズ・アーメッドら実力派俳優が名を連ねている。本記事では出演者・吹替声優が歩んできたこれまでの経歴を簡単に紹介したい。

トム・ハーディ(ヴェノム/エディ・ブロック役)

トム・ハーディ
Photo by Gage Skidmore https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/42774766265/

1977年、イギリス・ロンドン出身。ドラマ「バンド・オブ・ブラザース」(2001)、リドリー・スコット『ブラックホーク・ダウン』(2001)でキャリアをスタートさせた。以降、スチュアート・ベアード『ネメシス/S.T.X』(2002)をはじめ、マシュー・ヴォーン『レイヤー・ケーキ』(2004)、ニコラス・ウィンディング・レフン『ブロンソン』(2008)など話題作に相次いで出演を重ねていく。クリストファー・ノーランによる『インセプション』(2010)で一躍脚光を浴びる。

2011年には『裏切りのサーカス』のほか、ギャヴィン・オコナー『ウォーリアー』に出演。『ダークナイト ライジング』(2012)ではヴィランのベイン役、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』(2015)では主演に抜擢された。レオナルド・ディカプリオ主演、アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥによる『レヴェナント:蘇えりし者』(2015)では、アカデミー賞助演男優賞で初の候補入りを果たす。そのほかの代表作には、『ヴェノム』シリーズをはじめ、スティーヴン・ナイト『オン・ザ・ハイウェイ その夜、86分』(2013)、クリストファー・ノーラン『ダンケルク』(2017)、ジョシュ・トランク『カポネ』(2020)など。今後は、続編『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』、ギャレス・エヴァンス監督『Havoc(原題)』などが待機中だ。

吹替版声優 ヴェノム:中村獅童、エディ・ブロック:諏訪部順一

ヴェノムの声優を務めたのは中村獅童。歌舞伎役者として活躍する中村は、「武蔵 MUSASHI」(2003)「新選組!」(2004)「八重の桜」(2013)など数々の大河ドラマにも出演しており、2022年放送予定の「鎌倉殿の13人」では梶原景時役を演じる。映画作品としては、曽利文彦監督『ピンポン』(2002)をはじめ、ジョン・ウーがメガホンをとった『レッドクリフ』シリーズ、土井裕泰監督『いま、会いにゆきます』(2004)、白石和彌監督『孤狼の血』(2018)『孤狼の血 LEVEL2』(2021年8月20日公開)など。『デスノート』シリーズではリュークの声を担当した。

エディ・ブロックの声優を担当したのは諏訪部順一。アニメ「テニスの王子様」の跡部景吾役を担当したことを皮切りに、声優としてブレイク。そのほかアニメ作品としては、「Fate/stay night」アーチャー役、「BLEACH」グリムジョー・ジャガージャック役、「黒執事」葬儀屋役、「うたの☆プリンスさまっ♪」神宮寺レン役、「夏目友人帳」的場静司役、「黒子のバスケ」青峰大輝役、「ONE PIECE」ヴェルゴ役、「呪術廻戦」両面宿儺など、数々の大役を任されている。吹替としてはトム・ハーディをはじめ、ビル・ヘイダー、マハーシャラ・アリ、キリアン・マーフィーなど。

ミシェル・ウィリアムズ(アン・ウェイング)

ミシェル・ウィリアムズ
Photo by Gage Skidmore https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/7587118214/ | Remixed by THE RIVER

1980年、アメリカ・モンタナ州出身。1994年に『名犬ラッシー』でデビューし、ロジャー・ドナルドソン『スピーシーズ 種の起源』(1995)、ドラマ「ドーソンズ・クリーク」(1988-2003)ではジェン・リンドリー役を演じて一躍脚光を浴びる。アン・リー『ブロークンバック・マウンテン』(2005)でアカデミー賞助演女優賞に初ノミネートを果たし、世界中にその名を轟かせていく。アカデミー賞常連女優となり、『ブルーバレンタイン』(2010)『マリリン 7日間の恋』(2011)では主演女優賞に、『マンチェスター・バイ・ザ・シー』(2016)では再び助演女優賞に候補入りを果たしている。そのほか代表作には、ケリー・ライカート『ライフ・ゴーズ・オン 彼女たちの選択』(2016)、トッド・ヘインズ『ワンダーストラック』(2017)、リドリー・スコット『ゲティ家の身代金』(2017)などがある。次回作としては、『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』、ケリー・ライカート『Showing Up(原題)』、スティーブン・スピルバーグ『The Fabelmans(原題)』、トッド・ヘインズ『Fever(原題)』などが待機中だ。

Writer

Minami
Minami

THE RIVER編集部。「思わず誰かに話して足を運びたくなるような」「映像を見ているかのように読者が想像できるような」を基準に記事を執筆しています。映画のことばかり考えている“映画人間”です。どうぞ、宜しくお願い致します。

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