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『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』海外最速レビュー ─ 「超暴力的ラブコメ」「不条理バディロマンス」

ヴェノム レット・ゼア・ビー・カーネイジ
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スパイダーマンの宿敵であり、マーベル史上最も残虐な悪として誕生したダークヒーローを描く『ヴェノム』の続編『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』が、米ロサンゼルスやニューヨークにてファンを招いた試写イベントを現地時間2021年9月27日に開催。これに合わせ、本作をいち早く鑑賞したメディア関係者によるアーリーレビューが届けられている。

ヴェノムを超える残虐な悪、カーネイジとの戦いを描く本作。エディとヴェノムの奇妙な関係もどうやら掘り下げられているようだ。感想コメントをいくつかご紹介しよう。

『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』海外レビュー

ダン・ケイシー(Nerdist)

「『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』は 最高級に野蛮な映画。超暴力的ラブコメとして、楽しく奇妙に振り切っている。トム・ハーディが200%。とにかくポストクレジットを見逃すな。」

モリー・フリーマン(ScreenRant)

「『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』 には、すごく楽しくてチャーミングな瞬間がある。特に、今作でも健在のエディ&ヴェノムの超楽しい躍動感。でも、カーネイジの描写にはちょっと迷いがあったかな。アイデアが多すぎて、散らかったまま最後まで突き進んでいった。」

ジャーメイン・ルシアー(Gizmode, io9)

「『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』の話ならシンプルだ。1作目が好きだった?なら今回も気に入るだろう。1作目が好きじゃなかった?なら今作もそんな感じだろう。今作は、楽しんだまますぐに忘れてしまった1作目を、より大きく、より早くした感じ。楽しいけど、薄い。」

マイク・ライアン(Uproxx)

「『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』マジか、めっちゃバカらしくて超楽しかった。エディとヴェノムがお互いを罵り合ってる映画、あと10作は観れる。(編注:この続きは劇中の具体的なシーンに言及しているため割愛)」

マット・ネグリア(Next Best Picture.com)

「『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』には1作目に引き続き、1作目以上の不条理バディロマンスがある。アンディ・サーキスはアクションとユーモアのペースを保っていたが、地に足着いていないところもあった。それでもトム・ハーディの風変わりな演技や、ウディ・ハレルソンがサディスティックなシーンを楽しんでいるところは見どころ。」

エリック・デイビス(Fandango,Rotten Tomatoes)

「『ヴェノム2』のトム・ハーディは素晴らしい。喜びや狂気と共に、ダークかつ陽気なトーンに乗り出している。ヴィランには、たしかに『ナチュラル・ボーン・キラーズ』の雰囲気があったと思う。しかし究極的にはトム・ハーディがすべてのシーンをかっさらい、唯一無二の演技を見せてくれている。それを観るのがとても楽しかった。」

『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』は2021年12月3日全国ロードショー。

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Writer

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中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。代表。運営から記事執筆・取材まで。数多くのハリウッドスターにインタビューを行なっています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。