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トム・ハーディ、MCU『スパイダーマン』と『ヴェノム』のクロスオーバーに意欲的 ─「実現できない理由はないと思う」

トム・ハーディ
Photo by Gage Skidmore https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/42774766265/

映画『ヴェノム』シリーズと、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)による『スパイダーマン』シリーズがクロスオーバーすることを望む声が絶えないなか、このたびトム・ハーディ(ヴェノム/エディ・ブロック役)が実現に向けて前向きな姿勢を示した。

マーベル史上最も残虐な悪の英雄、ヴェノムはコミックではスパイダーマンの宿敵として登場。スパイダーマンと切っても切り離せない存在だが、ヴェノムはソニー・ピクチャーズ主導で映画版に登場しており、MCUとの繋がりは現時点では持っていない。Esquireのインタビューにてハーディは、トム・ホランドのスパイダーマンとスクリーン上で激突する可能性について問われたところ、「もしも繋がりを試みていなかったら、仕事と向き合っていないことになるでしょう。またどんな機会や可能性にも関心がなく、それに興奮もしていなかったら、僕はこの仕事を引き受けていないと思います」と答えている。

クロスオーバーに意欲的な姿勢をみせる一方で、ハーディは権利上の障壁があることも認めており、実現に至るには、ソニー・ピクチャーズとマーベル・スタジオの両社が歩み寄る必要があるとの見解も示した。「両社の意向が一致し、両社にとって有益なのであれば、実現できない理由はないと思います」。さらにハーディは続けて、「ビジネスとして正しい範囲内であれば、実現のためには何でもします」とも豪語している。

マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギは以前、『ヴェノム』と『スパイダーマン』のクロスオーバーについて「実現するかもしれませんし、もしかしたら実現しないのかもしれません」と説明しており、ソニー・ピクチャーズ側の重役は、スパイダーマンをソニー・ピクチャーズ作品に登場させる計画を立てていると話していたこともある。実現の鍵を握るふたつの会社が歩み寄ることを願うばかりだ。

なお『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』(2021年内公開予定)にて、主演だけでなく原案としてもクレジットされているハーディは、「3作目についてもすでに考えています。同時に書かなければならないと思ったので」とも話している。「2作目が成功しなければ許可は下りませんが、スタジオ側は2作目にとても満足しています」。

Source: Esquire

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Minami

THE RIVER編集部。「思わず誰かに話して足を運びたくなるような」「映像を見ているかのように読者が想像できるような」を基準に記事を執筆しています。映画のことばかり考えている“映画人間”です。どうぞ、宜しくお願い致します。

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