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『ヴェノム』続編監督、スパイダーマンとのクロスオーバーは「実現する」と発言 ─ 急ぐことへの懸念も

ヴェノム レット・ゼア・ビー・カーネイジ
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2018年の映画『ヴェノム』のルーベン・フライシャー監督に代わり、続編『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』でメガホンを取るアンディ・サーキス監督が、ヴェノムとスパイダーマンのクロスオーバーについて「実現するでしょう」と語った。2021年8月中旬には、『ヴェノム』シリーズで主演のトム・ハーディが、クロスオーバー案の可能性に言及していたばかりだ。

マーベル・コミック屈指の宿敵として知られるヴェノムとスパイダーマン。実写作品としては2007年の『スパイダーマン3』で対面を果たしている。現行の『ヴェノム』『スパイダーマン』シリーズでも両者のクロスオーバーを望む声は多い。

これを叶えられるかもしれない立場にいるのが、2021年10月1日に米公開を控える『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』の監督、アンディ・サーキスだ。米IGNとのインタビューでクロスオーバーの可能性について訊かれたサーキスは、「これは皆興味を示している質問ですね」としながら、「もちろん実現することになるでしょう」と返答した。

冒頭で記したように、ヴェノム/エディ・ブロック役のハーディもクロスオーバーには前のめりだ。スパイダーマンの権利を共有している米ソニーとマーベル・スタジオ社の意向が一致していることを前提に、「実現のためには何でもします」とまで話すほどの意欲をハーディは示していた

そうなると、実現は時間の問題ということになるのだろうか。クロスオーバーに前向きなサーキス監督は、一方で「いつ叶ってほしいか、どこに興味を持たれているのか」は慎重に検討すべきであることを明かしている。早期のクロスオーバーによって生じるデメリットも監督は懸念しているのだ。

もし(ファンの)皆さんが、『ヴェノム』のストーリーがそのまま『スパイダーマン』に繋がってほしいと思うのなら、たくさんの素晴らしいスーパーヴィランの登場を見逃してしまう可能性もあります。なので、ある意味急いでしまうことで扉を閉じてしまうことだってあるんです。

『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』では、第1作で示唆されていたヴィラン、カーネイジとヴェノムの対決が描かれる。本作には原案としても携わったハーディは、すでに3作目の構想が存在していることも明かしていた。サーキス監督の言う通り、『ヴェノム』をさらに掘り下げてから、スパイダーマンとのクロスオーバーへ向かう道順のほうが重層的なストーリーが生まれそうだ。

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Source: IGN

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SawadyYOSHINORI SAWADA

THE RIVER編集部。宇宙、アウトドア、ダンスと多趣味ですが、一番はやはり映画。 "Old is New"という言葉の表すような新鮮且つ謙虚な姿勢を心構えに物書きをしています。 宜しくお願い致します。ご連絡はsawada@riverch.jpまで。

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