『アイアンマン』トニー・スタークを拉致した男、ヴィジョンの単独ドラマに再登場

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の第1作『アイアンマン』(2008)より、トニー・スタークを拉致した男・ラザが、ヴィジョンの単独ドラマシリーズ(タイトル未定)に再登場することがわかった。米Deadlineが報じている。
本作は「ワンダヴィジョン」(2021)のスピンオフとして製作されるもので、同作で姿を消したホワイトヴィジョンが、自らの記憶と人間らしさを取り戻そうとする物語になるとみられている。具体的なプロットは不明だが、ヴィジョン役にはポール・ベタニーが復帰し、ショーランナーには「スタートレック:ピカード」(2020-2023)テリー・マタラスが就任した。
このたび再登場が判明したラザは、『アイアンマン』でテロ組織「テン・リングス」を率いてトニー・スタークを襲撃・拉致し、ジェリコ・ミサイルの開発を命じた人物。作中ではスターク・インダストリーズの副社長オバディア・ステインによって殺害されたはずだったが、本人の死亡が明確に描かれたわけではない。
約18年ぶりにラザ役を再演するのは、『アイアンマン』よりファラン・タヒール。窮地に立たされたトニーがアイアンマンのスーツを作る=アイアンマン/トニー・スタークの物語が始まるきっかけを作ったラザは、どのような役回りでヴィジョンの物語に関わるのか。

なお、本作には『アベンジャーズ:エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)よりウルトロン役をジェームズ・スペイダーが再演することも判明済み。「スター・トレック:ピカード」でリアム・ショウ艦長役を演じたトッド・スタシュウィックも出演する。
ヴィジョンの単独ドラマ(タイトル未定)は2026年にディズニープラスで配信予定。
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Source: Deadline