『スパイダーマン:ホームカミング』ヴァルチャー役はマイケル・キートンで確定か?マーベル社長が認める
トム・ホランド主演、『親愛なる隣人』3度めの映画シリーズ化『スパイダーマン:ホームカミング』ヴィラン(悪役)ヴァルチャー役の候補として、長らくマイケル・キートンの名が挙げられていた。
7月時点でコンセプトアートが公開されていた鳥人のヴィラン、ヴァルチャー。8月頃には、マイケル・キートン側が先行してこの奇妙な悪役のオファーを行け入れた事情についてインタビューにて答えていた
ファンやメディアの間でも、キートンがヴァルチャーを演じる可能性はかなり高いと見られていたが、この度マーベル・スタジオ会長、ご存知ケヴィン・ファイギ氏のインタビュー発言によって、この噂がほぼ確定となったと言えるだろう。
ケヴィン・ファイギはTrontoSunのインタビューにて、このキャスティングについて事実上公認する発言を漏らしている。同インタビューでファイギ氏は、ドクター・ストレンジにおけるヴィラン、カエシリウス(マッツ・ミケルセン)がマーベル史上最も記憶に残るヴィランだったのでは、との意見をフックに、今後ファンが楽しみにしたいヴィランについて尋ねられ、こう回答している。
「我々には(キャスティングの)ウィッシュリストがあって、目先のタームではどんどん実現しているんです。『ソー:ラグナロク』ではケイト・ブランシェットがヘラ(Hela)を演じてくれて、マイケル・キートンがスパイダーマンのヴァルチャーを演じてくれるなんてね。それからもちろん、ジョシュ・ブローリンのサノスもついにお披露目だ。すごく楽しみですよ。」
すでに多くのファンがご存知の通り、マイケル・キートンとアメコミ映画は奇妙な縁で繋がっている。1989年の『バットマン』でバットマンことブルース・ウェインを熱演し高評価を得るも、その後の役者としてのキートンのキャリアはゴッサム・シティの闇に呑まれたかのように光の当たらない時代が続く。
そんなキャリアをセルフ・パロディしたかのような映画『バードマン あるいは(無知がもたららす予期せぬ奇跡)』で再評価。かつてのスーパーヒーローは再び『スポットライト』を浴びた。
『バードマン』でニューヨークの喧騒の空を、現実とも夢想とも判断のつかぬ翼で羽ばたいていたマイケル・キートンは、その翼をマーベル・シネマティック・ユニバースが産んだ翼に付け替え、若きヒーロー、スパイダーマンに戦いを挑む。アイアンマンやファルコンのテクノロジーを搭載したヴァルチャーの翼は、MCUの新人スパイディをいかに苦しめるのか。ヴァルチャーの衣装コンセプトとされる画像もリークしているので、併せて確認しておこう。
映画『スパイダーマン:ホームカミング』は、2017年7月7日全米公開予定。なお今回は、マーベル・シネマティック・ユニバース上の作品ではあるが、ディズニー配給ではない。
Source:http://comicbook.com/2016/11/08/marvels-kevin-feige-confirms-michael-keaton-as-vulture-in-spider/
http://comicbook.com/marvel/2016/11/08/spider-man-homecoming-new-look-at-the-vulture/
http://www.torontosun.com/2016/11/02/marvels-kevin-feige-on-doctor-strange-replacing-downey-and-the-blueprint-for-the-mcu