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『アクアマン』ジェームズ・ワン監督、かつて『ブレイド』リブートを提案していた ─ 「もちろんダメでした」

ブレイド
SUPPLIED BY GLOBE PHOTOS INC 写真:ゼータ・イメージ

DCコミックス原作のヒーロー映画『アクアマン』を手がけたジェームズ・ワン監督が、「元祖マーベル映画」とも呼ばれる『ブレイド』シリーズのリブート案を製作会社に提案していたことが明らかになった。

ワン監督が驚きの事実を明かしたのは、ラジオ番組「Happy Sad Confused」でのこと。初めてコミックス原作映画を手がけたいと思ったのはいつかと尋ねられたワン監督は、以下のように語った。

「何年も前、確か『死霊館』(2013)のすぐ後かな。ある制作会社に出向いて『やあ。僕、ブレイドの大ファンなんです。ブレイドのリブートに興味ありませんか?』って言ったときかな。もちろん、ダメでしたけど!でもそれが、(映画化の)可能性があるコミックスを調べた最初の経験でしたね。」

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マーベル・コミックスを原作とした『ブレイド』シリーズの第1作は、『X-MEN』(2000)よりも先駆けて1998年に登場。人間とヴァンパイアの混血児ブレイドによるアクションと、ホラー要素のある世界観が好評を博し、2002年に2作目、2004年に3作目が公開される人気シリーズとなった。

ワン監督は『アクアマン』で、既にヒーロー映画の監督としての手腕を証明済み。また、自身が手がけた『死霊館』『インシディアス』『ソウ』シリーズといったホラー映画を全て大ヒットに導いている。ホラー要素たっぷりのヒーロー映画である『ブレイド』が新たに製作されるならば、ワン監督以上の人選はないだろう。

ただしワン監督は、残念ながら当時どのような企画を提案したかは覚えていない様子。

「ちょっと話しただけだったので、きっちりとしたプレゼンは用意していませんでした。でもアイデア自体はありましたよ、思い出せませんけど。それだけ前のことだったし、あれから色々と仕事してきましたからね。なので覚えていませんが、その当時は気に入っていましたね。」

ちなみに2013年、『ブレイド』の映像化権をマーベル・スタジオが再取得したことで、『ブレイド』新作を望む声がファンの間で高まっている。マーベル・スタジオ社長のケヴィン・ファイギも同作について「今すぐじゃない」としながらも「いつか作る」と宣言。1998年より続いた3部作で、ブレイドを演じたウェズリー・スナイプスも、マーベル・スタジオと『ブレイド』の今後に関する話し合いを2年続けていることを明かしている。ファンとしては、是非ともウェズリー主演、ワン監督で『ブレイド』新作が製作されることを願うばかり。ワン監督は、ぜひ当時のアイデアを思い出して!

Source: Happy Sad Confused

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Marika Hiraoka

THE RIVER編集部。アメリカのあちこちに住んでいました。

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