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マーベル「ワンダヴィジョン」の謎、「答える必要のあるすべてに答える」と宣言

ワンダヴィジョンキャプション  『ワンダヴィジョン』 ディズニープラスで配信中 (c) 2021 Marvel
Elizabeth Olsen as Wanda Maximoff in Marvel Studios' WANDAVISION exclusively on Disney+. Photo courtesy of Marvel Studios. ©Marvel Studios 2021. All Rights Reserved.

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)発のドラマ「ワンダヴィジョン」を追うファンは、エピソードごとにこう言っていることだろう。「どういうことだ?」と。

『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)後の世界を舞台に、ワンダとヴィジョンの新生活を描く……という平和な触れ込みとは真逆に、第1話から常に不穏、謎、緊張。ワンダとヴィジョンの不思議な新生活が往年のシットコム調で描かれていたが、エピソードを追うごとにそのベールが徐々に剥がされていく。「問題エピソード」と公式に名付けられた第5話では、MCUの天地を揺るがすほどの大事件も起こり、ますます「どういうことだ?」な展開に突入している。

この謎を必死に解こうとするのは、FBIエージェントとして登場するジミー・ウー(ランドール・パーク)だ。S.W.O.R.D.の基地で、壁に資料を貼り、ホワイトボードに書き込んでは考察に挑んでいた。

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ワンダヴィジョン
『ワンダヴィジョン』 ディズニープラスで配信中 (c) 2021 Marvel

「彼は視聴者の立場から、私たちに代わって劇中で謎解きをしています。このシーズンの最後までに、全ての謎は解明されるんでしょうか?」と質問をされたのは、「ワンダヴィジョン」製作のジャック・シェイファー。米Entertainment Tonightのインタビューで、こう話している。

答える必要のあるすべてのことに答えますよ。ランドール(ジミー・ウー)は、まさに脚本家のようで、まるで私たちが脚本家ルームのホワイトボードの前で、このミステリーやロジックをどう解決すべきか考えているみたい。そのホワイトボードが劇中で輝いてくれて嬉しい(笑)。世界構築を大きく広げてくれるピースのようなディティールがあったんですが、ドラマに取り入れられないものがいっぱいあったので。そうですね、答えはありますよ。」

「ワンダヴィジョン」は、『ドクター・ストレンジ』の続編映画『ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス(原題)』に直結し、さらには『スパイダーマン』第3作(タイトル未定)にも繋がることが告知されている。ややもすれば、「この謎の答えは劇場で!」といったオチが用意されている可能性もあるわけだが、シェイファーの回答を信頼するならば、「ワンダヴィジョン」内にあった謎は、きちんと「ワンダヴィジョン」内で解答してくれるということだ。

ドラマ「ワンダヴィジョン」は全9話。ヴィジョン役ポール・ベタニーによれば、第7話と第8話で「視聴者が街で起こっていることに完全に気づくことになる」といい、「それから大きな戦いを経て、理解するようになる」のだとか。

ますます目が話せない「ワンダヴィジョン」、ひとまず今のうちはジミー・ウーと共に考察にふけるとしよう。もしかしたらジャック・シェイファーが示唆するように、劇中に登場したホワイトボードにヒントがあったりして……。

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THE RIVER編集部THE RIVER

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