「ワンダヴィジョン」ダーシー役、今後の展開に「何が起きるか今も分からない」
ストーリーに隠された謎がじわじわと明かされつつあるマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)作品「ワンダヴィジョン」。ワンダ・マキシモフとヴィジョンの間で起こるミステリーには、過去のMCU作品に登場したキャラクターも迫っていく。
配信済みの4話までで再登場を果たしたキャラクターのひとりが、『マイティ・ソー』シリーズのヒロイン、ジェーン・フォスターの親友として知られるダーシー・ルイスだ。視聴者を物語の解決に導いていく、いわば案内役のような役どころを担っているダーシーだが、演じるカット・デニングスですら謎多き「ワンダヴィジョン」で起こる今後の展開を「今も知らない」という。
米Varietyのポッドキャスト番組Just for Varietyに出演したデニングスは、全9話の折り返し地点を過ぎた「ワンダヴィジョン」の今後について言及。秘密主義で知られるマーベル・スタジオについて「彼らはとても真剣なんです。いつもそう」と語った上で、「けれど特にこの作品については、さらにちゃんと進めていきたかったんだと思います」と話している。
「というのも、今作はこれまでのマーベルとは全く異なるものだから。全てが綿密に計画されていて、概要や私の役どころなどもレイアウトしているんです。」
一方デニングスは、こうも語る。「正直に言うと、何が起きているのかは私も分からないんです」。物語の舞台ウエストビューでワンダとヴィジョンに起こる怪奇が見え隠れする中、ダーシーに扮するデニングスもその謎に大きく巻き込まれていくことになるだろうが、それでも全体の展開は知らされていないということだろう。
ちなみに『マイティ・ソー』(2011)にて初登場したダーシーは、同シリーズ最新作『マイティ・ソー/ラブ&サンダー(原題:Thor: Love and Thunder)』には登場しない見込み。にもかかわらず「ワンダヴィジョン」で再び姿を見せたのには、マーベル・スタジオに何らかの思惑があるはずだ。
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Source: ScreenRant