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マーベル「ワンダヴィジョン」タイトル決定の瞬間とは

ワンダヴィジョン
『ワンダヴィジョン』 ディズニープラスで配信中 (c) 2021 Marvel

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)で苦楽を共にしてきたワンダとヴィジョン。そんな2人の全く新しい生活を描いた作品が「ワンダヴィジョン」だ。2人の名が繋ぎ合わせられた本作のタイトルだが、一体どのようにして決定されたのだろうか。脚本・ショーランナーを務めるジャック・シェイファーいわく、決定のきっかけとなったのは、マーベル・スタジオ社長ケヴィン・ファイギのひょんな発言だったようだ。

これまでのMCU作品では、メインキャラクターの名を冠したタイトルは数多く、このたびの「ワンダヴィジョン(WandaVision)」も何ら違和感の無いタイトルチョイスではある。その一方で、「ワンダヴィジョン」は配信開始前から謎に満ちた作品として伝えられていただけに、物語のヒントを与える副題すら無いタイトルに、シンプルすぎやしないかと感じたファンもいたのではないだろうか。

タイトルの選定にあたっては、製作陣の間で話し合いの場がしっかり設けられていたようで、シェイファーはタイトルが決まった時の瞬間を米Colliderのインタビューにて振り返っている。いわく、「タイトルの検討が行われている時にケヴィン・ファイギがその場に入ってきた」のだという。

「“これは私のアイデアだ”って思うようなタイトルがいくつか(候補に)ありました。そこにケヴィンが来て、こう言ったんです。“『ワンダヴィジョン』って名付けるのが良いんじゃないかと思います。何でかは分からないんだけど”と。」

こう語るシェイファーは、ファイギ社長によって命名された本作のタイトルを「そういうものなんです。とても気に入っていますよ」とも話している。「タイトルが公になった時に盛り上がっていたので、“まあ、待ってなさい”と思いました」。

先述の通り、シンプルなタイトルに収まった「ワンダヴィジョン」。この題に込められた意味が、果たしてワンダとヴィジョンの名だけなのかは1つ考えるべきところだ。『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)までに最愛の人物を二度失ったワンダが、過去の世界に逃避するヴィジョン(幻)を見ていると考えれば、そのタイトルには更に深い意味が含まれていそうだが…。

ちなみに、「ワンダヴィジョン」に続くMCU作品として配信開始を控えている「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」も、ファルコンとウィンター・ソルジャー、2人のメインキャラクターの名を連ねただけのいたってシンプルなタイトルとなっているが、こちらはどのようにして決まったのだろうか…。

Source: Collider

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SawadyYOSHINORI SAWADA

THE RIVER編集部。宇宙、アウトドア、ダンスと多趣味ですが、一番はやはり映画。 "Old is New"という言葉の表すような新鮮且つ謙虚な姿勢を心構えに物書きをしています。 宜しくお願い致します。ご連絡はsawada@riverch.jpまで。

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