Sawadyマーベルドラマ「ワンダヴィジョン」7月に撮影再開か、ヴィジョン役ポール・ベタニーが再招集
ディズニー独自の映像配信サービス「Disney＋」にて配信予定のマーベル・シネマティック・ユニバース（MCU）ドラマシリーズ「マーベル ワンダヴィジョン」の撮影再開が、2020年7月に見込まれているようだ。
「ワンダヴィジョン」は2020年12月に米国配信予定で、3月上旬には本撮影の終了パーティーが実施されていた。以降、ポスト・プロダクション（撮影後作業）が行われていたが、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて製作の中止が決定されていたのである。
本作の撮影再開への兆しがみられたきっかけは、7月10〜12日に開催予定の米タンパベイ・コミコン（Tampa Bay Comic Convention）に登壇することになっていたヴィジョン役ポール・ベタニーの出演キャンセルだ。同イベントの公式FaceBookの投稿によれば、ポールは7月にロサンゼルス市で再開される「ワンダヴィジョン」の撮影のために、ディズニーから再招集をかけられたのだという。上述の通り、本撮影はすでに終了しているため、今回の再招集は再撮影あるいは追加撮影を行うためだと考えられる。
2020年5月上旬時点で、本作のほかMCUのドラマシリーズ「マーベル ファルコン＆ウィンター・ソルジャー」「マーベル ロキ」や映画『シャン・チー＆ザ・レジェンド・オブ・ザ・テン・リングス（原題）』などのプロジェクトが中断されており、未だ再開の目処は立っていない。
ロサンゼルス市では、撮影再開に向けた動きが見られ、6月1日に同市の安全を管轄する委員会Task Forceが、カリフォルニア州とニューヨーク州の知事に対して、現場での新型コロナウイルス感染拡大のリスクを最小限に抑えながら映画・テレビの撮影を再開するための安全規約を提出。今後もこれに関する協議は続くと見られている。いずれにせよ、仮に「ワンダヴィジョン」の撮影が再開されることになれば、現在中断されているMCU作品への再開の兆しも見られるかもしれない。
Source: Deadline
