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マーベルドラマ「ワンダヴィジョン」のテーマは「メンタルヘルス」 ─ エリザベス・オルセンの発言に再注目

ワンダヴィジョン
© 2020 Marvel

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)初のドラマシリーズとして登場するワンダヴィジョンは、コミックから繋がる“メンタルヘルス”のテーマを掘り下げる作品になるらしい。スカーレット・ウィッチ/ワンダ・マキシモフを演じるエリザベス・オルセンが、2019年10月に米The New York Timesにて語ったコメントが改めて話題を呼んでいる。

『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)ののち、長い恋愛の末に晴れて結婚したスカーレット・ウィッチことワンダ・マキシモフとヴィジョン。「ワンダヴィジョン」で二人は1960年代のアメリカを思わせる服装に身を包み、夢にまで見た結婚生活を手に入れている。しかし幸せな毎日の中、やがてその裏側に隠された”謎“があらわになっていき……。

オルセンは「ワンダヴィジョン」を「素晴らしいコンセプト」だと絶賛。しかし、ヴィジョン再登場の謎については「お答えできないんです、(『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』で)死んでしまいましたから」と応答していた。公開されている予告編を観ても、その真相はいまだ想像しえない。しかし、ワンダについてはその新たなる一面がこう語られていた。

コミックに登場するスカーレット・ウィッチとして、初めて彼女のことを知ることができます。これまでは彼女にそういう機会を与えられなかったから、私としても楽しみです。面白くなると思いますよ。コミックの彼女は常にメンタルヘルスの象徴だし、マーベルの世界でそういう問題に向き合うことが彼女の大きな役割ですから。」

これまでスカーレット・ウィッチ/ワンダ・マキシモフは、『アベンジャーズ/エンドゲーム』でサノスを相手に単独で渡り合うなど、映画でも群を抜いた能力を発揮してきた。コミックにおいてはさらに強力で、現実を思いのままに改変するという能力を保持。有名エピソード「ハウス・オブ・M」などのきっかけを生んでいるが、そこにはワンダ自身のトラウマや精神の問題が横たわっているのだ。

では、“死んだはずのヴィジョンとの結婚生活”という不穏な物語から始まる「ワンダヴィジョン」では一体何が起こるのか。すでに本作は、2022年公開『ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス(原題)』に直結することが明かされているほか、「MCUのフェイズ4、その未来すべてに影響を及ぼす」とも言われている。予告編の公開時には、「いままでとは一線を画すような斬新かつユニークな物語」「ただのコメディ作品では終わらない、マーベル・スタジオらしい衝撃的&壮大な展開が待ち受ける」とのプロモーションも行われているが……。

出演者はエリザベス・オルセン&ポール・ベタニーのほか、『マイティ・ソー』シリーズのダーシー・ルイス役を演じたカット・デニングス、『アントマン&ワスプ』(2018)のFBI捜査官ジミー・ウー役を演じたランドール・パーク。さらに『キャプテン・マーベル』(2019)のモニカ・ランボー役を『ビール・ストリートの恋人たち』(2018)のテヨナ・パリス、“おせっかいな隣人”役を『ヴィジット』(2015)のキャスリン・ハーンが演じる。脚本・製作総指揮は『キャプテン・マーベル』(2019)のジャック・スカエファー、監督は「ゲーム・オブ・スローンズ」「ザ・ボーイズ」などのマット・シャクマンが務めた。

ドラマ「ワンダヴィジョン」は2020年末、Disney+(ディズニープラス)にて日米同時配信予定。

Source: The New York Times

Writer

稲垣 貴俊
稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

THE RIVER編集部。「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。劇場用プログラムや各種媒体への寄稿なども喜んで承りますので、お気軽にお尋ねください。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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