「ワンダヴィジョン」再登場の『キャプテン・マーベル』モニカ・ランボー、当初は予定無かった

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)作品「ワンダヴィジョン」で姿を見せる『キャプテン・マーベル』(2019)マリア・ランボーの娘モニカ・ランボーは、企画の初期段階で登場する予定が無かったのだという。プロデューサーのひとりが明かしている。
「ワンダヴィジョン」は、『アベンジャーズ/エンドゲーム』後の世界を舞台に、スカーレット・ウィッチ/ワンダ・マキシモフ(エリザベス・オルセン)とヴィジョン(ポール・ベタニー)がウエストビューという郊外で過ごす生活を描いた1作。モニカの登場は2019年7月当時から判明していた。
このたび米SFX Magazineの取材に応じた本シリーズ製作総指揮のひとり、メアリー・リバノスは、モニカを作品に登場させることが「1つの発見だった」と語る。もっとも企画当初、モニカの登場は「予定されていなかった」とリバノスは明かしているのだ。どうやらモニカ登場の決め手となったのが原作コミックだそうで、「扱うキャラクターそれぞれが出てくるコミック全てを漁りました」とリバノスは語っている。
本作におけるモニカは、『キャプテン・マーベル』の時から成長し、大人の女性として登場。既報によれば、モニカは特殊能力を有しているようで、演じるテヨナ・パリスはスーパーヒーローとしての活躍も示唆していた。コミックでのモニカからどのような着想が得られたのかは不明だが、リバノスは彼女の登場が「作品を豊かにした」とも明かしている。本作におけるモニカの影響は未知数だが、少なくともストーリーにおける重要人物であることは間違いさそうだ。
ちなみに、モニカは『キャプテン・マーベル』の続編『キャプテン・マーベル 2(仮題)』でも登場予定。前作の1990年代から現代に移るとされている同作でのモニカの役どころにも注目しておきたい。
ディズニープラス オリジナルドラマシリーズ『ワンダヴィジョン』2021年1月15日(金)日米同時配信。
Source: CBR