デンゼル・ワシントン、『TENET テネット』をノーラン家で主演の息子と鑑賞 ─「変な感じでした」
名優デンゼル・ワシントンは、息子で俳優のジョン・デヴィッド・ワシントンとともに、『TENET テネット』(2020)をクリストファー・ノーラン監督の家で鑑賞していたようだ。
『テネット』では、“現在から未来に進む時間の概念”から脱出する任務を課せられた主人公が、時間に隠された衝撃の秘密を解き明かし、第三次世界大戦を止める姿が描かれた。“名もなき男”という主人公役を演じたのが、父親と同じく俳優として活躍中のジョン・デヴィッド・ワシントンだ。
Kevin McCarthyとのインタビューにてデンゼルは息子の主演作品を観たときの感想を、「本当に変な感じでした」と説明している。クリストファー・ノーラン監督の自宅に親子揃って招かれたようで、そこのプライベートシアターにて本作を鑑賞したとのこと。ただそれこそが、“究極の映画体験”だったようだ。
「クリストファー・ノーランの家で、クリストファー・ノーランの映画に出演している息子を観ているわけです。とにかく色々なことが起きていました。(画面に映る)息子を観ていると、“この子は私に似ている”と思って、“当然だ。馬鹿なのか?だって彼は…”みたいな。とにかく父親として色々なことを経験しましたよ。」
スパイク・リーやアントワーン・フークア、トニー・スコットなど、数々の名監督と仕事を共にしてきたデンゼル。Apple TV+にて現在配信中の主演最新作『マクベス』では、ジョエル・コーエンとタッグを組んでいる。このたびのインタビューにてデンゼルは、ノーランとタッグを組むことに前向きな姿勢を示しているほか、今後仕事を共にしたい監督として、ポール・トーマス・アンダーソンをはじめ、アルフォンソ・キュアロン、スティーヴ・マックイーンの名前を過去に挙げていた。
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