ナレーションとテロップを完全排除、異例の予告編『We Live in Time この時を生きて』より公開 ─ A24北米配給の話題作

フローレンス・ピューとアンドリュー・ガーフィールドが豪華共演を果たし、A24が北米配給権を獲得した話題作『We Live in Time この時を生きて』より、ロングタイム予告編が公開された。アカデミー賞作品賞ノミネート作『ブルックリン』のジョン・クローリー監督最新作。
ナレーションやテロップを徹底的に排除した、映画予告編としては異例の構成。味付けや誇張を施さず、作品の力に信頼を寄せるプロモーション映像だ。ピューとガーフィールドが等身大の演技で織りなす、愛おしさ溢れるひとときを美しく、力強く見せる。
車に轢かれたことから始まった信じ難い出会いの場面から、互いに惹かれ合いながらも考え方の違いで決裂していく二人の会話。驚くべきシチュエーションで誕生した娘の笑顔や、余命を告げられたアルムートの決意の滲む表情などが丁寧に映し出される。
本作でメガホンを取ったジョン・クローリー監督は、従来の恋愛映画をベースにしつつ、新しい刺激的なアプローチを加えた。主人公二人の過ごした悲喜交々の日々が、時間軸をシャッフルしながら描かれていく構成だ。この構成についてクローリー監督は「時間を映画的に使って、恋愛関係を表現するというアイデアに惹かれました。作品全体にわたって、アルムートとトビアスの関係における、数年間、半年間、そして二人の子供が生まれる格別な一日という3つの時間軸が交錯します。そしてその境目をぼやかすことによって、観客がその3つの間をゆらゆらと漂えるよう、そして3つの時間軸が互いに溶け込んだり影響しあったりする様子を感じられるようにしました」とコメント。人生のさまざまな瞬間が交錯し、優しく紡がれていくことで、観る者の感情をワンシーンごとに大きく揺さぶり、これまでにない没入感と余韻を与える斬新なストーリーとなっている。









映画『We Live in Time この時を生きて』は2025年6月6日(金)より、TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー。
▼ A24の記事
A24製作『13日の金曜日』前日譚ドラマ、キャスティングが進行中 ─ ジェイソン母親役は「ホークアイ」リンダ・カーデリーニ いよいよ本格的に進行中 「エルデンリング」A24が映画化決定 ─ 監督・脚本は『シビル・ウォー アメリカ最後の日』アレックス・ガーランド 監督業継続へ ドウェイン・ジョンソンがA24と再タッグ、新作サイコスリラーで教祖役演じる 『The Smashing Machine』に続いて アンドリュー・ガーフィールド&フローレンス・ピュー、スライムでパイを作りながら映画の魅力を語る ─ 『We Live In Time この時を生きて』トーク ハチャメチャクッキング 都市伝説『The Backrooms』実写映画化に『ヴェノム』「ザ・ペンギン」キャストが出演交渉中、A24製作 製作陣もめっちゃ強力