『WEAPONS/ウェポンズ』グラディスおばさんの前日譚映画が企画中 ─ 「ストーリーもあります」監督が意欲

「ネタバレ厳禁考察ミステリー」として話題の『WEAPONS/ウェポンズ』ザック・クレッガー監督には、続編の構想がある。米Varietyにて語っている。
『WEAPONS/ウェポンズ』の舞台となるのは、静かな郊外の町メイブルック。ある水曜日の深夜2時17分、子供たち17人が、ベッドから起き、階段を下りて、自らドアを開けたあと、暗闇の中へ姿を消した……。
謎が謎を呼ぶこの怪作について、クレッガー監督は「同一世界を舞台にした新作についての意欲」を尋ねられると「もちろんあります」と返答。「この質問が飛び出したのは面白いですね」と重ねていることから、ちょうど自身の頭の中で構想を広げている最中だったのかもしれない。
「実は…… 、どうしてもこの世界の新たなアイデアがどうしても思い浮かんじゃって、すごく興奮しているんです」と続けるクレッガー。劇中では、なぜ特定のクラスの子どもたちが同時刻に失踪したのかという謎の種明かしがなされたが、未解決の事柄や、事件の余波についてなど関心は尽きない。
すでに報じられていたところによると、そのアイデアとは突如街に現れる“グラディスおばさん”の過去を描く前日譚。作中ではその不気味な姿で観客を慄かせた老婆だ。ワケありの様子だった彼女の過去は当初、本編でも描かれる予定だったが、脚本の長さを考慮してカットされていた。
すでにワーナー・ブラザースと協議を始めている。「ストーリーもあって、とてもワクワクしています。嘘の話じゃないですよ」。
ただし、それがいつ実現されるかは不明だ。「次作としてやるつもりはありませんし、その次にもならないと思います」とクレッガー。「でも、アイデアはありますから、いつかスクリーンで見てみたいと思います」と熱意を見せているから、長い目で見守ることにしよう。
クレッガー監督の次作とは、あの大人気ゲーム『バイオハザード』のリブート映画。「ゲームの世界観にすべて従うわけではありません。ゲームをプレイする体験の本質をとらえたい」と、独自のアプローチを予告している。2026年9月18日に米国公開予定。
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