ダニエル・ラドクリフが「替え歌王」演じる、アル・ヤンコビック伝記映画の米予告が公開 ─ エヴァン・レイチェル・ウッドがマドンナ役で登場

『ハリー・ポッター』シリーズの経て、『スイス・アーミー・マン』(2016)『ガンズ・アキンボ』(2019)などで個性的な役を数多く演じている俳優、ダニエル・ラドクリフが今度はあの“替え歌王”役として観る者を魅了する。新作映画『Weird:The Al Yankovic Story(原題)』より、予告編が米国公開された。
この伝記映画で、ダニエル・ラドクリフが演じるのは、替え歌王としても知られるミュージシャンのアル・ヤンコビック。マイケル・ジャクソンの「Beat It」を「Eat It」、マドンナの「Like a Virgin」を「Like a Surgeon」、レディー・ガガの「Born This Way」を「Perform This Way」など、さまざまなパロディ楽曲を発表しており、グラミー賞に幾度も輝いた経験のある人物だ。かつて日本の番組にも登場したことがあり、世界中から絶大な支持を博している。
予告編では、そんなスーパースターのヤンコビックにふんしたラドクリフが登場することはもちろん、マドンナとしてキャスティングされたエヴァン・レイチェル・ウッドも姿を現している。家族からも見放される子ども時代から始まり、パロディ・ミュージシャンのウィアード・アル・ヤンコビックとしてデビューし、スターダムにのし上がっていく姿が映し出されていく。
さまざまな人気曲で一躍有名となったヤンコビックの、マドンナとの関係まで描かれているが、そんな輝かしく見える日々だけを紐解く作品ではない。予告編にとらえられている通り、“変”と周囲から言われることに苦悩しながら向き合おうとするヤンコビックや、堕落したライフスタイルなど、人生のあらゆる面を包み隠さずに描いていくことになりそうだ。
監督・製作総指揮を務めるエリック・アッペルとともに、アル・ヤンコビック本人が脚本を担当。なお本作は、トロント国際映画祭にてお披露目となった後、米国のストリーミングサービスRokuより、2022年11月4日に配信開始となる。日本での公開・配信に関する情報は伝えられていない。
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Source: Collider