「ホワット・イフ…？」シーズン2が米批評家から好評、2023年MCU作品トップの評判 ─ 「ホリデーのご褒美」「脚本にキレがある」など

マーベル・シネマティック・ユニバース（MCU）のアニメシリーズ「ホワット・イフ…？」シーズン2が、米批評家たちより好評を博している。

2023年12月22日より1日1話ずつディズニープラスで配信開始となった「ホワット・イフ」シーズン2は、本記事執筆時点で3話が配信。第1話「もしも…ネビュラがノバ軍に入ったら？」、第2話「もしも…ピーター・クイルが地球最強のヒーローたちを襲ったら？」、第3話「もしも…ハッピー・ホーガンがクリスマスを救ったら？」と、おなじみのアベンジャーズメンバーたちの「もしも…」の物語が描かれている。

米大手レビューサイトRotten Tomatoesの批評家スコアでは、2023年MCU作品で最高の数字を記録。投稿数は12件と少ないものの、92%を叩き出している。批評家たちからは「キレのある脚本と躍動的なビジュアルの向上に加え、作品の雰囲気はスタイルとトーンという意味においてこれまでとは一線を画している」（Daily Beast）、「マーベルファンにとって、素敵なホリデーのご褒美だ」（CBR）、「シリアスすぎず、観客にもそのような捉え方を求めていない」（Collider）といった声が上がっている。

「ホワット・イフ…？」シーズン2に次ぐハイスコアを記録したのが、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー：VOLUME 3』と「ロキ」シーズン2で82％。この後を「アイ・アム・グルート」シーズン2（81％）、『マーベルズ』（61％）、「シークレット・インベージョン」（53％）、『アントマン＆ワスプ：クアントマニア』（46％）が続いた。

もっとも、「ホワット・イフ…？」シーズン2ではレビュー数が12件と少ないことや、12月30日までの9エピソード連続配信となるので今後も数字が変動する可能性があることも留意しておきたいところ。ちなみに、Rotten Tomatoesの観客スコアでは85％を記録しており、ファンからも好評を博している。

「ホワット・イフ…？」シーズン2はディズニープラスで配信中。

Source:Rotten Tomatoes,Daily Beast,CBR,Collider