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2019年マーベル映画『キャプテン・マーベル』主人公、今までどこにいたの?ヒントは「あっち」

©THE RIVER

2019年、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)に新たに参戦する女性ヒーロー、それがキャプテン・マーベルだ。同年3月に全米公開される単独映画『キャプテン・マーベル(原題:Captain Marvel)』で初登場、つづく『アベンジャーズ/エンドゲーム(邦題未定、原題:Avengers: Endgame)』でも活躍するなの予定だが、この新ヒーロー、早くも曲者の予感がする。

というのは、2017年7月に開催された「サンディエゴ・コミコン2017」にて、映画『キャプテン・マーベル』の舞台が1990年代で、物語はキャロル・ダンバース/キャプテン・マーベルのオリジン・ストーリーになることが明かされたのだ。すなわち彼女は、2008年『アイアンマン』以来、観客が観てきたすべてのMCU作品のどこかに存在したということになる。でも、一体どこに?

マーベル・スタジオ社長、ヒントを示唆

空を飛びビームを撃ち、恐るべき怪力の持ち主である、そんなキャプテン・マーベルが登場することは、そもそもMCUファンに少なからぬ驚きを与えた。あまりに強すぎるために、ユニバース内のパワーバランスやリアリティが不安定になってしまうのではないかと危惧されたのだ。

そうした疑問は現地メディアの関係者でも同じだったようで、米io9の記者は、マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長にこう投げかけている。「強力なキャラクターが世の中(out there)にいたなんて、混乱してしまうかも…」。するとファイギ社長は、その言葉を遮って「キーポイントは“あっち”(out there)ですよ」と口にすると、その手を宙に掲げたという。

この回答を単純に解釈することはできなさそうだが、あえて推測するなら、キャプテン・マーベルはずっと宇宙にいたという説はかなり有力そうだ。なぜなら映画『キャプテン・マーベル』にはスクラルという名前の異星人が登場するといわれているほか、『アベンジャーズ』第4作では地球に攻めてくる闇の帝王サノスが主なヴィランとなる。ヒーローたちの窮地を救うべく、宇宙から久々に地球へと戻ってくる展開もありえるのではないか……。

キャロル・ダンバース/キャプテン・マーベルを演じるのは、『ルーム』(2015)でアカデミー主演女優賞を獲得したブリー・ラーソン。『キャプテン・マーベル』に登場するというニック・フューリー役のサミュエル・L・ジャクソンとは、すでに『キングコング:髑髏島の巨神』(2017)で共演済みだ。

映画『キャプテン・マーベル』は2019年3月8日に全米公開予定。なお『アベンジャーズ/エンドゲーム(邦題未定、原題:Avengers: Endgame)』は同年5月3日に全米公開予定である。

Source: https://io9.gizmodo.com/kevin-feige-hints-at-captain-marvels-whereabouts-during-1819368263
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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。