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『スター・ウォーズ』レイの正体、デイジー・リドリーはどう思っていたのか

スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け
©2020 & TM Lucasfilm

スター・ウォーズ/フォースの覚醒』(2015)『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』(2017)『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』(2019)からなる続3部作では、謎多き主人公レイの冒険が描かれた。このキャラクターの描写をめぐっては、ファンの間で壮大な考察劇が繰り広げられると、劇中設定も途中から変更されるなど紆余曲折もある。続3部作の中でもとりわけ大きな議論を招いたキャラクターだが、演じたデイジー・リドリーはどう考えているのだろうか。

スター・ウォーズ』続3部作の内容が含まれています。

『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』記者会見

レイは『フォースの覚醒』で、砂漠の惑星ジャクーの孤児として登場。ルーク・スカイウォーカーを彷彿とさせる要素も多く、時折フォースの使い手としての片鱗を見せたり、「ルーク」と呟いたりといった数々の伏線が張られた。『フォースの覚醒』当時、ファンの間ではレイの正体についての様々な考察が語られた。

しかし『最後のジェダイ』で、レイは“何者でもない”と判明。名もなき両親が酒代のために売り飛ばした少女であったことが語られる。ところが最後作『スカイウォーカーの夜明け』では一転し、実は黒幕パルパティーンの孫娘だったという設定が加えられる。

シリーズ途中で設定が覆る流れは驚きをもたらすと同時に、やはり賛否を招いた。演じたリドリーは米Rolling Stoneのインタビューで、「最後の作品(=『スカイウォーカーの夜明け』)で面白かったのは、出自のない者がヒーローになれたり、銀河で最悪の人の生まれでもヒーローになれるということ」と擁護。「あなたは両親によるものではなく、祖父母によるものでもなく、血筋によるものでもなく、自分以前の世代によるものでもないということです」と、レイを通じて描かれたテーマを語った。

『スカイウォーカーの夜明け』でパルパティーンの孫娘という衝撃設定が加えられたことについては、「自分の範疇を超えているもの」「私は言葉(セリフ)を言って、(演技を)やるだけです」と断りつつ、「“なりたい自分になれる”というバージョンが好きですよ。でも“過ちを正すことはできる、“生まれもったものは仕方ない”というバージョンも好きです」とコメント。物語の最後に、レイは自身の悪しき血筋を覆し、“レイ・スカイウォーカー”と名乗る結末を迎えている。

なおリドリーはレイ役を再演する意志について、一度は「やりません」「終わらせるには相応しいタイミング」と否定しつつ、別の時には「再訪する準備はあります」と、機会次第ではありえることを示唆していた。レイ役を演じ終えた直後は「これから何をしていけば良いのだろう」と抜け殻状態になったとも明かしている。

Source:Rolling Stone

Writer

中谷 直登
中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。運営から記事執筆・取材まで。数多くのハリウッドスターにインタビューさせていただきました。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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